No.97


Randy Brecker "Toe To Toe" MCA(MCAD-633)`90 - U.S.A.

Victor Bailey(b) Darryl Jones(b) Bob Mintzer(saz) Michael Brecker(sax) Jim Beard(kb) Dennis Chembers(dr) J.Herrington(g) etc.
    * N.Y. Type    - L.A. Type    - Latin Type   - Nac/Aor Type 
    - Black Contemperary   Type   - Euro. Type   - Afro Type
    - Jazz Type    - Blues Type   - Rock  Type   * Brecker Bro.Type 
Brecker Bro.の兄貴にランディのソロです. 彼はイリアヌ・ライアス の旦那でもあります. Brecker Bro.では弟のマイケルばかり注目されてます. Liveでも弟のマイケルはサックスを 炸裂させ目一杯に暴れてます. それに対して兄貴のプレイはクールで比較すると おとなしいから、どうしても弟の方に眼が言ってしまいます.   でもよ〜くBrecker Bro.の歴史を眺めると、ランディがBrecker Bro.の中で非常に重要 な役割を果してます. 「Some Skunk Funk 」「Sponge」等彼らを代表する曲は ランディの作なんです.Brecker Bro. の「変態メロディ〜」はランディの作なんですねぇ〜 ランディがBrecker Bro.の音楽的なバックボーンを支え、マイケルが前面に立って花を 添えるという図式になってます. ランディというと「ワウ」をかけたペットの音だけが注目されてしまうんですが、僕は コンポーザーとしての彼が好きです. イマイチ彼のペットのテクは良く分からないで、そこに 言及する事が出来ませんが、コンポーザー能力についてはマイケルより上だと思います. さてこのアルバムですが、そういう彼のコンポーザーとしての才能が十分に発揮された 作品だと思います. ランディ=変態メロディだと断言してしまうのは大違いで、この作品では 美しいメロディもあれば、トリッキー な感じ、そしてハッ!!とする様なメロディを持つ曲 「What is the Answer」とバラエティに富んだ内容です. コンポーザ そしてアレンジャー、プレイヤー として総合的なキャパシティを考えると彼は弟に決して 勝るとも劣らないミュージシャン であると思うんです. そういう意味で大好きなアルバムです.
 ☆ J.Beard の色も濃くでている作品ですネ

SlowSpeedy
LightHeavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay