
Michael Brecker「Tales From The Hudson」IMPULSE(IMP 11912)1996(USA)
M.Brecker(ts) P.Metheny(g,syn-g) Dave Holland(b) J.Calderazzo(pf)
Jack Dejohnetto(drs) McCoy Tyner(pf) Don Alias(per)
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B 系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ○その他
Michael Brecker の通算4枚目のアルバムは4ビート路線になって
ます.9曲中マイケルの曲が6曲.メセニーが1曲.マイケルの秘蔵子のカルデラッツォが
1曲.そして他界したグロールニックの曲を1曲という構成です.
メセニーの曲では、例のギターシンセを弾いてまして「ギターでラッパの音を出すのは
もう止めてくれい」と言う人がいると思いますがアレに近いものを弾いてます.
今までのマイケルの作品では4ビートもあれば16ビートのFusionもあるという感じ
の作品ですが、今回はリズムがD.ホランドとJ.デジョネットですから徹底的に4ビート
JAZZを追求してます.
面白いのはBrecker Bro.で演っている「African Skies 」を演っている点ですネ.
この曲は仕掛けとかブレイクが派手な曲ですが、本作ではブレッカーとメセニーがソロ
を取ってマッコイのピアノソロとマイケルのソロで締めて、サラ〜リ流してますネ.
マイケルのファンはマイケルがJAZZを演ろうとFusion演ろうと彼のバリバリのソロが
聴ければ良い!!という人が多いと思うんですが、それにピッタリの緩急の左右上下の
揺さぶりが多いこの作品はピッタリでしょう.
反対にBRECKER BRO.のマイケルが好きという人でJAZZには抵抗があるという人にとって
肩すかしを食うアルバムだと思います. これはメセニーファンにも当てはまるでしょう
☆ マイケルとジム・ベアード のコンビが復活しないかな..(アスワン)
|  |  |  |  |  |  |  |  |  |  | |
| Slow | | | | |  | | | | | | Speedy |
| Light | | | | | | |  | | | | Heaavy |
| Mellow | | | | | | |  | | | | Hard |
| Lyrical | | | | | | | |  | | | Cool |
| Melodious | | | | | | |  | | | | Out of melody/code |
| Conservative | | | | |  | | | | | | Progresseve/Tricky |
| Ensemble | | | | | | | |  | | | Interplay |
