マイク・マイニエリ インタビュー


今回は再結成ステップス・アヘッドを率いて1ヶ月のヨーロッパ・ツアー、George Garzoneとのデュオでの1週間のイタリア・ツアーを終えたばかりで、ローマで夏休み中のマイク・マイニエリにステップス・アヘッドについて話しをきくことができた。


Masato Hashi (以下MH)
まず最近の活動について聞かせてください。

Mike Mainieri (以下MM)
僕のレーベルであるNYCレコードから「Smokin' In The Pit」の5曲の別トラックの入った2枚組のCDを完成させたところなんだ。それに今年はステップスの結成20周年になるので、リユニオン・ツアーをやりたいと思っていたんだ。マイケル・ブレッカーとエディー。ゴメスは予定が合わなかったんだけど、この機会を逃したくはなかったので、ステップス・アヘッドの元メンバーのピーター・アースキンとイリアーヌ・エライアスに電話して再結成ツアーに興味あるか聞いてみたところ、彼らはふたつ返事で引き受けてくれたんだ。

MH
他のメンバーについて聞かせてください。

MM
ボブ・バーグとは去年、東京のブルーノートで一緒に演奏したんだけれど、ボブのサウンドは凄かったんだ。そこでこのプロジェクトについて話をしたらのってくれたんだ。
マーク・ジョンソンは何年もの間、イリアーヌとピーターとはいろいろなセッションで一緒に演奏してきているので、どんな音楽をやっても彼らは心地よくプレイしてくれるだろうと思ったんだ。それにマークは僕のアルバム「American Diary The Dreamings」でもピーターと共演していて、すばらしい演奏をしてくれたしね。

MH
ヨーロッパ・ツアーでの反響はどうでしたか?

MM
観客の反応はものすごかったよ。
僕たちは主にメンバー皆が持ち寄った新しい曲を中心に「Pools」, 「Uncle Bob」, 「Saras Touch」 「Fawlty Tenors」などのステップスのお馴染みの曲を織り交ぜて演奏したんだ。

MH
今後の計画について聞かせてください。

MM
今回のステップスのツアーで18の会場で演奏をミニ・ディスクにライブ・レコーディングしたんだ。正直いってまだ時間がなくて、その録音を聞いていないんだけど、これをもとにライブ・アルバムが作れるといいなと思っている。
1月にはアメリカ・ツアーをする予定だ。日本にも是非行きたいんだけれど、まだ具体的には決まっていないんだ。


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