Jeff Lorber「State Of Grace」Verve Forecast(31A 531 555-2)1996

Jeff Lorber(key) Dave Koz(sax) Art Porter(sax) Garry Meek(sax) Michael Landau(g) Stuart Wylen(g) Nathaniel Phillips(b) J.Robinson(drs) etc.
    ○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ●歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ●90年型SAX PLAYER
J.Lorber+P.Jackson JR. +J.Robinsonという、 ビート系のダンスミュージック 系の90年型サックスプレイヤータイプの音から脱却をしつつあるなぁ〜と いう印象です. 一曲目は、ダン・シーゲル 風のメロディアスな曲. そして従来のダンサブル な曲、そしてなんとJeff Lorber Fusion時代の名曲「Katherine 」をリミックスしてやってます. オリジナルではケニーGだと思うんですがソプラノでテーマを吹いてますが、本作では エレピでテーマを吹いて、カチッとしたリズムで現代風にまとめてます. この曲は今は亡きジョー・ファレルも演っていましたねぇ. こういう感じで、Dave KozやArt Porterの作品を代表とする90年型サックスプレイヤー サウンドの中心的存在で、はっきり言ってどの作品も金太郎飴状態で僕は耳タコで飽きていました が、その中心人物が自らこの殻を破って新しいサウンドの模索を始めた事に共感します ( 好きなサウンドはマンネリでも好きだが、そうでないとすぐに耳タコになってしまい ます. ファンの方すいません)
 ☆ サウンドクリエーターとして次の作品が楽しみです.(アスワン)

ジェフ・ローバーというとあのビブラート過剰のソプラノサックスの音色が条件反射で 思い浮かんでしまって、今まで避けて通っていたのですが今回のアルバムはちょっと雰囲気が違うということで、聞いてみました。 ジェフ・ローバーのアコースティックピアノ、ハモンドの音色が新鮮に聞こえます。 僕の好みは5曲目のGET Pawsという曲でダンス系の曲ではあるのですが、いわゆる 打ち込み系というリズムではなくパーカッシブなハモンドとギターのカッティングの からみがノリを作っていくといった曲でジョン・ロビンソンの粘っこいリズムとも よくマッチして気持ちよく入れます。 歌物も2曲入っているのですが、これは平均点のブラコンナンバーといったところで これといって印象に残る曲ではありません。 全体はというとやはり平均点のアルバムですね。(MARC H.)

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay