Jason Miles「Mr.X」WEA(54170-2)`96 - U.S.A.

Jason Miles(kb, program), Michael Brecker(sax), Jay Beckenstein(sax), Ivan Lins(v), Marcus Miller(b), Buzz Feiton(g), Grover Washington Jr.(sax), Dave Koz(sax),Andy Snitzer(sax), Janis Siegal(v), Lenny White(dr),Victor Bailey(b), Dean Brown(g),Will Lee(b), Steve Ferrone(dr)、Herbie Mann(flute) etc.
    −骨太いストレート系 −明るく爽やか系 *骨太系と爽やか系の中間
  −R&B 系           −ブラック系    −歌物・NAC/AOR 系
  *ラテン系(*ブラジル系 −サルサ系    −カリプソ系)
   −ユーロ系        −JAZZ系     −JAZZとFUSIONの中間系
  −ブルース系     −ロック系    *NY系 
ジェイソン・マイルスの2年ぶり2枚目のリーダーアルバムです。前作はLIPSTICKというレーベルのカラーもあってかNY系硬派フュージョンといった仕上がりだったのですが、今回うって変わって歌物を5曲も交えかなりポップな出来になっています。 とはいえ流行のスムースジャズ系の音ほど爽やかではなく、ちょっと翳を感じさせる 音です。 参加ミュージシャンが見ての通りの超豪華版ですが、数が多いだけに皆1ー2曲づつの 参加です。我らがマイケル・ブレッカー先生も1曲だけの参加、軽く流すような演奏でちょっとこれは物足りないです。 イバン・リンスの曲を2曲とりあげていて、1曲はマンハッタン・トランスファーの ジャニス・シーゲル、もう1曲はリンス本人が歌っているのですが、この2曲がなかなかいい味だしています。 あと変わったところでは"Phone Sex"という曲、ビクター・ベイリー、ディーン・ブラウンのリズムをバックに色っぽいお姉さんが囁いてくれます。ディーン・ブラウンの ワウベダルでのバッキングがなかなかいやらしげです。 全体にパンチが欠けるのですが、いろいろな要素の音をそつなくまとめてあるといったアルバムです。(MARC H.)

SlowSpeedy
LightHeaavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay

$15.99 at Tower, Seattle (Aug25,1996)


last update AUG25,1996