HIBI★Chazz-K
日 則彦 (ss/arr)、横山 知子 (as)、筒井 洋一 (ts)、小仲井 紀彦 (bs)、浜野 律哉 (perc)
1.キャラバンの到着
2.スターダスト
3.ザ・サイドワインダー
4.マイ・フェイバリット・シングス
客席にヘルメットをかぶり楽器を持ったツナギ姿の一団が登場。演奏しながらステージへ。
Opennnigをかざった謎のブラスアンサンブルJazz集団HIBI★Chazz-K。
見た目はなにか異様ではありますが、演奏は抜群。
特にJazzの名曲"サイドワインダー"は、とてもウキウキな気分になるような楽しい演奏です。
Jazzのスタンダードを演奏して、東京JAZZの幕開けを飾ってくれました。(TKO)
上妻 宏光 東京JAZZスペシャルユニット
上妻 宏光 (三味線)、笹路 正徳 (p)、村田 陽一 (tb)、篠崎 卓美 (b.tb)、菅坂 雅彦 (tp)、竹野 昌邦 (sax)、則竹 裕之 (ds)、
バカボン鈴木 (e.b)、響 道宴 (和太鼓)、横川 裕子 (vo)、福士 あきみ (vo)、西 元 (三味線)、小山 豊(三味線)
1.Overture
2.Jazzメドレー(アランフェス〜スペイン、シュガー、インプレッションズ)
3.宴
4.民謡メドレー(津軽あいや節、佐渡おけさ、牛深はいや節)
三味線+和太鼓+Jazzオーケストラという、なかなか類をみないユニット。
ジャズ側の曲を演奏するのは、フロント楽器が三味線になったということで、少し無理があるような違和感がありますね。
ただし、三味線側の曲にJazzアレンジを加えた方向には面白みを感じました。
特に民謡メドレーにJazzオーケストレーションが加わった曲は聴き応え十分。
上妻の三味線もさることながら、笹路正徳のオーケストレーションの妙技が楽しめました。(TKO)
Jazztronik+Special guest Sandii
野崎 良太(Jazztronik)(kb)、Sandii (vo)、大槻カルタ英宣 (ds)、中里 たかし (perc)、村上 聖 (b)、姫野 朋久 (f/sax)、西山 史翁(g)
1.Samurai
2.An Occasional Man
3.Midnight At The Oasis
4.Calling You
5.Rita
なかなかグルービーなJazz Funkを聞かせてくれましたね。
大きすぎて踊れない会場だっただけに、ハンデはあったとおもいますがノリの良さは流石。
ゲスト、サンディの「真夜中のオアシス」(マリア・マルダー)は堪能しました。
インプロビゼーションも粒がそろっていて、ギターにしろSAXにしろ、コンパクトで趣味の良さを伺えます。(TKO)
MATERIAL featuring Nils Petter Molvaer NEW!!
ニルス・ペッター・モルヴェル (tp)、フォデイ・ムサ・スーソー (cora)、ビル・ラズウェル (b)、
ハミード・ドレイク (ds)、アベガス・シオタ (kb)、アイーブ・ダーイング (perc)
1.White Lotus
2.Black Lotus
3.Mbamusso
4.Jarabi Jeh
5.Niaje Maje
6.Mantra
7.Nanfuleh
北欧からアフリカ、そしてその両極の共演。
マテリアルは、その言葉通りに国境をかんじさせない国際的音楽でした。
ニルス・ペッター・モルヴェルは東京Jazzには2度目の登場です。
そのプレイは、例えるならばMiles Davis「In a Silentway」の空間を、泳ぐような浮遊したプレイが素晴らしかったです。
また、アフリカ楽器を操るスーソーは、まるでシタールと琴とアフリカン・ピアノを合わせたよう不思議な音色を楽しませてくれました。
ただ、リーダーのビル・ラズウェルのベース音がつまり気味な感じが残念でした。
それにも関わらず、本当に興味深い、何とも言えない不思議な体験をした気分になるステージでした。
特にハイライトは、ニルスとスーソーの2人の共演で、まさに「北欧 Meets アフリカ」というとても不思議な瞬間でした。(TKO)
イヴァン・リンス
イヴァン・リンス (vo/kb)、マルコ・ブリート (kb)、ネマ・アントゥニス(b)、ゼ・カルロス (g)、
レオナルド・アミュード (g)、ピルリート (perc)、テオ・リマ (ds)
1.Lua Soberana
2.Arlequim
3.Comecar De Novo
4.Lembra De Mim
5.Depois Dos Temporais
6,Rei Do Carnaval
7.Rio De Maio
8.Samba De Aviao
9.E De Deus
10.Desesperar
11.Dinorah or Ai Ai Ai Ai Ai or Madalena
初日昼の部、最初の小トリはイヴァン・リンス。
昼の部というのが勿体無いくらいで、今回の東京Jazz2005の内容の濃さを物語ります。
今回のリンスは声もさえてますし、なかなかノッてまして、LIVE後のインタビュー収録でも、とても上機嫌ではしゃいでいるほどでした。
それと本当にこの日はリンスの良い曲が立て続けに演奏されましたね。
演奏される曲が、自分のようなリンス・ファン歴の短い者でも分かるような、親しみやすい曲を演奏してくれます。
歌声だけでなく、リンスの弾くエレクトリック・ピアノも、コードがリズミックで心地良く響きます。
また、バラードの方もぐっと来るほど素敵で、LEMBRA DE MIMには胸を締め付けられるほど来てしまいました。
これまで見たイヴァン・リンスはいずれも小さなライブハウスだったのですが、東京ビックサイトのような大きな会場の方が、なにか開放的で気持ちよくなる気がしました。(TKO)


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