去年に引き続いての出演の高中正義CROSSOVER JAMが今年のCOJの最後を飾った。
ギターデュオでのイントロで野呂のギターがリズムをカッティングしてその上で高中が「Ready To Fly」のテーマを奏でるところからステージが幕を開けた。
ゲストとしての参加の野呂だが、他のバンドのゲストとは違って全曲に参加し、たっぷりとソロがフィーチャーされていて、随所で高中 x 野呂のバトルを楽しむことができた。

最後には高中が去年も登場したサーフボードギターに持ち替えカシオペアの「朝焼け」の高中の「ブルーラグーン」を強引に継ぎはぎしたアレンジの「朝焼けのブルーラグーン」が演奏された。
ただ継ぎはぎするばかりでなく、途中では２つの曲のテーマを同時に２人で弾いてしまうという強引なアレンジまでされていた。
その上にエンディングではそのサーフボードギターの上に女性の形をしたビニール製の人形まで乗せてしまうというパーフォーマンスまで見せてくれ、高中のファンの期待を裏切らないショーマン・シップには感心させられた。 （橋 雅人)

Photo by aswan
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