和田 アキラ(g) 木村 万作(dr) 岡田 治郎(b) 新澤健一郎(key)1・19のみ | |||||||||||
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J-FusionはPRISMから始まった!! | |||
初日の演奏はトリオ編成。 実はプリズムを生で聴くのは相当久しぶりです。 生で聴くサウンドはどうなっているんだろう?という期待溢れるステージでした。 ステージがスタートするやいなやパワー溢れるサウンドに圧倒されました。 今や「和田アキラ風ギターサウンド」と新譜情報で例える程のカラーを持つ速弾きのギターが脳天を打ち抜きます。 まさに変幻自在のギターと例えれば良いでしょうか、、、、 ギタリストを志す「ギター小僧」が泣いて喜ぶような、難解でコピー不可能なようなフレーズが次から次へと繰り出され彼の左手と右手に目は釘付けです。 彼のギターを支えるのは木村万作氏のドラムと岡田治郎氏のベース。 和田アキラ氏の華やかで切れとパワーあるソリッドなギターに一歩も引けを取ることがなく、3人一体のアンサンブルは「完璧」という言葉では語れないようなサウンドを披露してくれました。 彼らのサウンドを聴きながら思ったのは「J-Fusionはプリズムから始まったんだよなぁ〜」ということです。 プリズムのサウンドや和田アキラ氏のギターを目指して多くのアマチェアミュージシャンが腕を磨き、プロになったミュージシャンも少なくないはずです。 そんなJ-Fusionの神様のプレイなんだから凄いのは当たり前だよなぁ〜と、ステージ上でギターに命を与えている神様の姿をカメラで追っていました。 カッティングに回っても和田アキラ氏はソロと同じように気合を入れて弾いていたのが印象的でした。特に空ピッキングも丁寧に入れている演奏姿勢はやっぱり神様です。 アンコールの「Love Me」の泣きのギターは真骨頂でしたねぇ。 アルバムで聴くような女性ボーカルこそ入ってませんが、すすり泣くようなギターは日本人好みです。 圧倒的なパワーで初日のステージは終了しました。 二日目は新澤氏のキーボードが加わり4人編成。 前日感じた圧倒的なパワーに加え、サウンドに重厚さが加わりましたねぇ。トリオ編成とは別の趣がありますね。 二曲目で「Morning Light」を演奏した時はびっくり!!一瞬、学生時代に戻ったような気分になりました。日本にもようやくFusionの波が押し寄せ、外国のギタリストと肩を並べる程の腕前をもった人として、当時は憧れの的でした。そうした学生時代の思い出が一瞬、蘇りました。 以降は、恕等の如く演奏が続き、彼らのサウンドで胸一杯になりました。 突き刺さるような鋭いギター、ノリが良くキレのあるドラム、ブイブイとウネるグルーブ感を作り出すベース、センスの良さを感じるキーボードと日本Fusionの重鎮ともいうべきPRISMのサウンドを堪能しました。 NY系のゴツゴツしたハードなサウンドが好きな人、お勧め!! ! ! REPORT & PHOTO : アスワン copyright 2003 by CyberFusion 写真の無断転用を禁じます。 |
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