6.5.2003 六本木PIT INN
1st 2nd
01. 9-Over
02. Gold & Blue 
03. D.J.
04. Sweet Heaven
05. Heart of Gold
06. Spiral  
07. Axle
08. Bottom Walk 
09. Bitter Brown
10. Down Down Blues   
11. Pump Up ! 
12. Boom Boom Train
13. Cue !
14. G.T. " U " 
15. Happiness

〜アンコール〜
16. BUMPS 
シラキ ヤスユキ (b)町田 浩明 (drs) 斉藤 力 (as,ss) 飯塚 由加 (Pf,key) 岸川 恭子(vo) 安井 希久子 (per)   イシハラ ケンジ(vo,g)   
ゲスト・ミュージシャン 片桐 幸男 (g) 太田 光宏  (ac-g,g)   
 マイクロストーンの2枚目のアルバム発売を記念しての久々のライブ。
サウンドは’Groovers Move On’で新しいサウンドの全貌は掴めていたが、これをライブでやるとどうなるのか。
そしてまだライブで見たことが無かった、飯塚 由加、片桐 幸男、太田 光宏のプレイはいかなるものか興味があった。

 それより一番の興味は前回参加していた渡辺 具義が参加せずゲストのギタリストだけでゲストが参加しない曲のアンサンブルはどうなるんだろう?
ということだった。その疑問はリハで答えが出た。な、なんとイシハラケンジがギターを弾いているのではないか。
’G.T. " U "’で渋いギターを聴かせていたので、腕前は相当だと思ってましたが、今回ギターもやることは予想外。
予想外と言えば、PIT INNへ向かう途中、アコーステッィクギターケースを抱える人がいて、横目で見たら太田光宏氏。
PIT INNは初めてとのことで、今回の参加曲のお話を伺いながらお店に到着しました。

 さてライブですが、今までのライブでは一番の大人数。しかも念願のキーボードが参加しての初ライブ。
曲目はセットリストを見てお分かりの通り、’Groovers Move On’からの曲が殆ど。’Beats are ready’からは名曲”BUMPS”のみ。
’Hey’からは”Bottom Wal”、’G.T. " U "’と昨年のライブとは様変わりしてます。(そりゃそうだ)
新曲(?)は”Sweet Heave”、”Happiness”と2曲の演奏。この”Happiness”はMSの数ある名曲の中でも勝るとも劣らないイイ曲です。
”BUMPS”、”G.T. " U "”タイプのボーカル曲です。今回のアルバムに収められた”Heart of Gold ”は昨年からライブでやってましたので
これからブラッシュアップして次のアルバムに収録されるんでしょうね。
これは、これで楽しみが増えました。

さて今回ゲストのギタリスト二人。
太田光宏は、お得意のアコーステッィクギターで”Heart of Gold ”のギターソロを弾いてました。これには意外でしたが、よく唄うソロでした。
片桐幸男は、ジャズ/ブルースを基調としたスタイルでまさにいぶし銀のごとく大人のギターを聴かせてくれました。
そして、安井 希久子のパーカッション参加はリズムにグルーブ感を加えましたねぇ。
新加入の飯塚由加のキーボードは本格的なプレイ。ソロ楽器に幅が出てより聴かせるサウンドになりました。
ライブの当初から参加している斉藤力はサックスにエフェクターをかけたりして、彼自信のサウンドの幅を広げたようです。
そして岸川恭子のボイス。相変わらずパワフルでかつ繊細な歌声。なくてはならない存在です。
イシハラケンジのギターにはビックリしましたが、ボイスは磨きがかかり男の色気を感じます。
そしてMSの二人は、決して前に出ることなく他のメンバーを支えてMSサウンドの土台をどっしりと造ってました。

全体のサウンドはキーボードの参加により、打ち込みの音が少なくなって生演奏に近くなってきました。
(あの打ち込みは個人的には好きなんですが)
パーカッション参加によって、リズムに表情というものが出ました。
そして二人のギターリストはタイプは異なるんですが、そのためが「遊び」が多くなりライブならではのアレンジというものを
一層際立てたと思います。

このライブを見た人の感想は「楽しかった!!」、、、、、、これが最初に出た言葉だと思います。

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