グレッグ・ビソネット GREGG BISSONETTE (Drums) マイケル・ローズ MICHAEL RHODES(Bass) リック・ジャクソン RICK JACKSON (Keyboards) マーク・ドウジット MARK DOUTHIT (Sax) ダグ・モフェット DOUG MOFFET (Sax) マイク・ヘインズ MIKE HAYNES (Trumpet) ベリー・グリーン BARRY GREEN (Trombone) 大阪ブルーノート 2003.07.11 2nd set |
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ロベン・フォードを生でみたのは多分約20年前のAurex Jazz Festivalの「Jazz of the '80」以来だったと思う。イエロージャケッツのデビュー・アルバムでのフュージョン色の強い演奏、最近になってモントルーのコンプリート盤で日の目を見たマイルス・デイビスのバンドでの演奏、自己のバンドBlue Lineでのブルース色の強い演奏と、多彩な面を持ったギタリストだけに今回のライブではどんな演奏を聴かせてくれるのか、興味津々だった。ラーセン・フェイトン・バンドのオルガン奏者ニール・ラーセン、ロベンとはまもなくリリースされる「Jing Chi Live at Yoshi's」でも共演しているイエロージャケッツの6弦ベースを操るジミー・ハスリップというメンバーからして幾分フュージョン色の強い演奏になるのだろうかと予想していた。
この日は月曜の2ndセットだったにもかかわらず、大阪は一晩だけの出演ということで客席は隅のほうまでぎっしりとうまっていた。
3曲目になって「Blue Moon」からのインスト曲「Innidanola」が演奏されるが、結局ステージを通してインストはこの1曲だけだった。 ただブルースといってもBluelineのアルバムを聞いたことがある人はわかると思うがB.B.Kingのようなピュアなブルースでは全くないし、白人系でもエリック・クラプトンやラリー・カールトンの弾く粘りっ気のあるブルースともかなり違うテイストのものだ。 テレキャスをほとんど歪ませずにスピーディーなソロを弾き、ヴォーカルのバッキングはドライな音で8ビートカッティングをしているような独特の切れ味がある。またどの曲のコード進行もオーソドックスなブルースの12小節進行ではなく、オリジナルのものだ。 こういう風に文字で書いてしまうと「そんなのブルースじゃない」と言われてしまいそうだが、実際に聞くとこれが何とも言えないブルース・フィーリングを醸し出している。 この日のステージは最初から最後までそんなロベン・フォードのカラーが貫かれたライブだった。バンド・リーダーなのだから当たり前なのだが、これだけの実力派ミュージシャンを揃えたバックバンドの影が薄く感じられるほどロベンの個性が強くでていた演奏だった。 (橋 雅人) |
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