横浜ベイホール 2001.1.14

シラキ ヤスユキ(b) 町田 浩明(drs)
斉藤 力(sax) 岸川恭子(vo)

演奏曲
1.M.S.F.
2.D.J.
3.Power Off
4.Ds Slolo
5.Re-Clock
6.Bumps

最近は余りやっていないが、競馬が好きです。アスワンというハンドル名は,私が初めてペーパーオーナーになった馬の名前です。
ペーパーオーナーとは、デビューを控えた馬のオーナーになったつもりで応援していくことです。ペーパーオーナーの夢は自分の持ち馬がダービー馬になることです。Niftyの競馬関連フォーラムでは、ペーパーオーナーの登録をする程です。
デビューしたてのミュージシャンの可能性を見つけて応援することは、このペーパーオーナーになる気持ちと一緒です。最初のライブということで、自分の持ち馬がグレードレースに出走する気分で嬉しく、そしてドキドキしながら見てました。

バンド編成は以下です。
ベース+ドラムにサックスはCPJにも参加している斉藤力氏と同じCPJ参加のボーカル岸川恭子さんの4人編成です。足りない楽器はハードディスクレコーダーからの音です。
派手な曲は最初と最後に置いて、つかみのM.S.FはサックスのテーマはCDとは違った印象で演奏しました。CDではホーンセクションですが、ライブではサックス一本でのテーマ演奏。
音的に物足りないかというとそうではなく、こういう料理方法も悪くないジャンと聴いてました。スタジオレコーディングの音がその曲の最終形かというとそうではなく、むしろスタジオの音はスタートだと思ってます。(サックスのB.Evansなんかスタジオとライブではまるきっりアレンジ変え同じ曲だと曲名見るまで気がつかなかったことあります)
ドラム :  町田浩明 ベース : シラキヤスユキ

その最たるアレンジは「Power Off」ですね。CDではヴァイブの音を模したシンセですが、ライブでは女性ボーカルに替わってました。
こういう自由な発想とアレンジこそが音楽の楽しみの一つです。
今後は、メンバーを段々と揃えていきライブで演奏するという楽しみがありますねぇ。スタジオ録音に近づけるのではなく、新しい発想でアレンジするという期待もあります。

最後は、大好きなBumps。思わずカメラの手を止めて聴き込んでいました。アレンジはCDとほぼ同じで、途中のピアノソロがサックスソロに置き換わった位ですかね。
最後は、ジョイントライブで出ていた他のバンドのボーカルを交えて、「Hey Jude」コード進行を変えてますねぇ。このアレンジが良かったです。

シラキ氏は、念願の初ライブということでその嬉しさが演奏に出ていました。満面に笑みを浮かべて演奏。安定感のあるリズムと鋭いスラップはCDで聴く通りです。
町田氏は、ステージ横から写真を撮っていたんですが、こちらも嬉しくてしょうがないという感じでドラムを叩いている姿は頭から離れません。
サポートメンバーのボーカルの岸川嬢は、見た目のおっとりとした感じとは裏腹なパワフルなボーカルで聴く観客を圧倒してました。
サックスの斉藤氏はステージ慣れしている様子で、切れの良いフレージング連発でシラキ氏と町田氏をうまくサポートしてました。
次回は更にメンバーも増えるという情報もあります。インディーズレーベルからのメイジャーな小屋へいきなりソロステージという急発進ぶりで、ペーパーオーナーとしては嬉しい限りです。楽しかった ライブありがとう ! !脳味噌錯乱級!!!!!買いッ(アスワン)

サックス : 斉藤力 ボーカル : 岸川恭子
「マイクロストーンの初ライブは、お腹の底まで響くようなベースとドラムの、熱きインタープレイから始まった・・・。」

とにかく、日本人離れした彼らのグルービーな音楽には驚かされますね。そして、今回は、シラキ氏とマチダ氏が作り上げるタイトなリズムに、初お目見えの無国籍風なボーカルとサックスが絡む構図。
それぞれの個性がほどよく自己主張している彼らの音楽は、全体として荒削りな音作りですが、それがなんとも新鮮に感じられるのです。
シラキ氏のファンキーなベースに、マチダ氏のパワフルなドラム。これだけでも、結構なメインディッシュなのに、ここにさらにサイドディッシュとデザートが加わった、豪華なディナーだったってわけですね。
キシカワさんの不思議なボーカル・・・これまた、非常に魅力的。声というよりは、心地よい笛の音色のような透明な響きを持っています。サックスのサイトウさんは、なかなか骨のある音を聴かせてくれました。・・・そうそう、ステージ上で一番はじけてたのが、彼だったような印象でしたねえ。

最も印象深かったのが、やはり最後のBumps。アルバムでも一番インパクトがあった曲ですが、ライブでもかなりノセてくれました!特筆すべきは、やっぱりキシカワさんのボーカルじゃないかしら?あれ、本当に良かったと思いますよ。はっきりした歌詞ではなく、思いのままでスキャット風に歌う彼女は、すごく魅力的でした。ぜひ、この雰囲気を保ちつづけて欲しいなあって思います。

次回の六本木ピットイン・・・今度はどんなソロを聴かせてくれるのか、これを読んでるみなさん、ぜひご自分の耳で確かめて見てください。あ、もちろん、私も再び参上いたします。(まい)
BUMPS演奏中
メンバーからのコメントを頂いております。
[ Sax 斉藤 力 ]

喉が渇くライブでした。普段僕はドリンクは用意しないんですが、MSでは必需品ですね。演奏内容については個々課題の残るものだったと思いますが、これからも丿れる、踊れるMSを目指します(振りでもつけるか?)。次回も気合い入れますよ、楽しみにしててください!

[Vocal 岸川 恭子 ]
シ−ケンスと合わせるライブは初めてだったので、緊張しましたがとても楽しかったです。
自分の声がもっと溶け込むように今後はがんばっていきたいと思います。

[ MICRO STONE 町田 浩明 ]
無事に初ライブを終えることが出来てホッとしております。
CDを聴いていただいた方々からライブが見たいという意見を多数頂いたのですが、なにぶんDr&Bassのユニットなので、(CDという形ではいいのですが、ライブとなると、、、)いろいろ考えてしまって、ライブまで時間がかかりました。
しかし!出会いというのは素晴らしいですね!
今回参加してくれた、SAX斉藤力君、VO岸川恭子さんという超強力なミュージシャンと知り合い、ライブが現実のものとなりました!!
CDとは一味も二味もちがうものが生まれ大満足です!!本当に素晴らしい2人です。
ベイホールに来ていただいたお客様にも、あたたかい声援を頂き大感謝です!!
このあと2月18日には幸運にも六本木PIT INNに出演させて頂けることが決まり、こちらにも先ほどの2人に加え、ギタリストの小沼洋介君(こちらも超強力!)とCDの一曲目BUMPSで、いかした!!ボイスのイシハラケンジの2人も参加してくれることが決まり、こちらもますます楽しみです!!!
なんとか初ライブを終える事が出来たのもMSを応援してくれるファンの皆様、影で支えてくれたスタッフのみんな、身内の方々、素晴らしいイラストでステージに華をつけてくれた古谷トシタカさん、たくさんの人達の支えで成功したと思っております。
今後もいろいろアドバイスをいただきMSを、良くしていけるよう頑張ります!!!

[ MICRO STONE シラキ ヤスユキ ]
やっと、初ライブが終わってホッとしています。
まさか自分がフロントに立ってライブをするような光景なんて想像もした事すらなかったので、どうなることやら。。。。と思っておりました。
ま、数々の失敗はあれど、MICRO STONE ライブ・バンドが誕生できた事を心から喜んでいます!来て下さったみなさんにも楽しんで頂けたようで安心しました。
ここまで来るのにあまりに多くの方々の力をお借りしているので、みなさん1人1人に直接お礼を言えないのが残念ですが、この場をお借りして「ボクらにこんなにも大きなシアワセをくださったみなさんに、心からのお礼を申し上げます。」と言わせて頂きます。ありがとうございました。
演奏中はホントに、とってもシアワセでした。2/18のPIT INN では、より良いステ−ジが出来るようにガンバリます!!

次回ライブ :
2月18日:六本木ピットイン


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Live Report アスワン、まい
Photos by アスワン
Copyright 2001 by CyberFusion

アンコールの模様