プリズム初期の作品が未発表ヴァージョンを追加して再発に 



レコーディング中の和田アキラ/森園勝敏

(1/17/2003)
日本のフュージョンバンドの草分け的存在であるプリズムの初期の「Prism」、「Second Thoughts/Second Move」、「Prism III」、「Prism Live」のデビュー盤から4枚のアルバムが再発される。

全てDSDマスタリングされて次世代高音質仕様のSACDと通常CDのハイブリッドタイプのディスク(注)としてリリースされるという。
しかも各アルバムに当時のマルチテープから発掘された デモ・ヴァージョン、未発表ライブ・テイク及び初CD化楽曲のいずれかがボーナス・トラックとして3,4曲追加される。

またデビュー・アルバムの「Prism」についてはDSDマスタリングの2ch のSACD及び通常CDに加えて5.1chのマルチ・チャンネルのニューミックスを施しSACD マルチチャンネルにも対応しています。 これらは3月19日に1枚もの2300円、2枚組3200円(税込)の低価格でユニバーサル・ミュージックより発売予定。

これらの再発に加えてプリズムは過去のベスト曲を集めたアルバムを新録音で製作中でこれも5月下旬と7月下旬にそして待望の全曲新曲のニューアルバムを9月に全てユニバーサル・ミュージックよりリリースする予定。

当サイトではギタリストの和田アキラ氏のインタビューをストリーミングでお届けする準備をしておりますので、ファンの方は楽しみにお待ちください。

注)SACD(Super Audio CD)と通常CDのハイブリッド・タイプのディスクは1枚のディスクでSACDプレイヤー、通常のCDプレイヤーの両方に対応したものです。

(橋 雅人)



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