(2002.07.27)
★NYからフュージョン専門インターネット放送★ ブロードバンドでニューヨークからフュージョンばかりを流してくれるインターネット・ラジオ局を紹介します。ステーションの名前は「FusionGroovin」。ニューヨーク在住のフュージョン・フリークのプログラマー、Deanが、インターネット・ストリーミング放送のサービスサイトLive365.comを通じて流している。 (ちなみにCyberFusionも「20世紀のベストフュージョン」を流すのにこのLive365.comを利用させてもらっている。) アメリカでは音楽業界、インターネット業界、既成のラジオ局などで紛糾していたインターネット放送での音楽著作権料がようやくこの6月に議会で正式に1曲1リスナーあたり0.07セント(約0.08円)と決定され、インターネット放送の再編が進もうとしている。Live365.comは個人放送局や既成のFM局にストリーミング放送のインフラを提供し、著作権料処理をしている。 今回、紹介する「FusionGroovin」は約半年前からインターネット放送を開始している。主宰者のDeanは1989-1990年に日本に滞在していて六本木でマイケル・ランドーを聴いたのがきっかけでフュージョンにのめりこんでいったという。その後、アメリカに戻りニューヨークでウェイン・クランツのライブで友人と「アンチ・スムース・ジャズの本格的フュージョン局を作ればヒットするに違いない。」という話をして「FusionGroovin」を起ち上げることを思いたったそうだ。 「FusionGroovin」で放送される曲はハードなギター・フュージョンが中心で、オンエアされる主なアーティストは以下の通りで今のところ約70アーティストを取上げているという。また音質を重視したいとの理由で放送はADSL/Cableのブロードバンド対応のみとなっているので、FMラジオと同等かそれ以上の高音質で楽しむことができる。 Guitar: Jeff Beck, Hiram Bullock, Larry Carlton, Robben Ford, Frank Gambale, Scott Henderson, Jimmy Herring, Eric Johnson, Wayne Krantz, Steve Lukather, Michael Landau, John Scofield, Mike Stern Bass: Victor Bailey, Alain Caron, Stanley Clarke, Jimmy Haslip, Jimmy Johnson, Marcus Miller, Adam Nitti, Neil Stubenhaus, Victor Whooten, Gary Willis Keyboards: Tom Coster, Chick Corea, Jan Hammer, David Garfield, Jeff Lorber, Scott Kinsey Drums: Gregg Bissonette, Terry Bozzio, Dennis Chambers, Vinny Colaiuta, Kirk Covington, Simon Phillips, Steve Smith, Carlos Vega 「FusionGroovin」へのリクエストはメールでfusiongroovin@hotmail.comまで英語で。 またこのステーションで曲をかけてほしいミュージシャンは以下の住所までCDを送ってほしいとのこと。 FusionGroovin |