Larry Carlton「The Gift」GRP(GRD-9854)`96 - U.S.A.

Larry Carlton(g), Matt Rollings(kb), Rick Jackson(kb), Larry Kimpel(b), Greg Bissonette(dr), Michael Fisher(perc), Kirk Whalum(sax), Paulinho Da Costa(perc) etc.
    −骨太いストレート系 *明るく爽やか系 −骨太系と爽やか系の中間
  −R&B 系           −ブラック系    *歌物・NAC/AOR 系
  −ラテン系(−ブラジル系 −サルサ系    −カリプソ系)
   −ユーロ系        −JAZZ系     −JAZZとFUSIONの中間系
  −ブルース系     −ロック系    *カントリー系
今度のラリー・カールトンのニュー・アルバムはきっとブルースで来るだろうなと 思っていたら、きれいにはずされました。何とカントリーフレイバーが一杯です。 1曲目はエレアコを使ったもろカントリーという曲から始り、 そして2曲目は奥さんと思われる人のヴォーカルでピートルズの曲へと続いて いきます。(この曲では一部昔を思わせるギターのオーバーダブのツイン・リード が聞けます。) 録音は全てナッシュビルでされています。 でも、それがなかなかよいのです。ギタリストとしてのテクニックがうんぬんという 次元ではなく一人の人間ラリー・カールトンとして悟りの境地にでも入ってしまった かのような音です。音としては僕の好みの音じゃないのですが、何故か惹き込まれるように繰り返し聞いてしまいます。 このアルバム、ライナーを見るとパム・ライスという人へのトリビュートのようなの ですが、一体誰なのかが気になってしまいます。 何か懐かしいような音がしてリラックスできる1枚です。(MARC H.)

SlowSpeedy
LightHeavy
MellowHard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay



last update SEPT29,1996