Lenny White(ds),Al DiMeola(g),Larry Coryell(g),David Sancious(key),
●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか
系の中間
レニー・ホワイトの名盤再発です。この作品は雑誌にもよく取り上げられていた割には、ずっと入手が難しかったです。内容もコテコテfusion全盛時というか、長尺の曲からストリングスが入る曲など、いろいろな編成でチャレンジしています。メンバーは豪華ですがそれぞれ曲毎に使い分けるのは、今も昔も変わらないレニーの方針なのでしょう。それだけ曲によってバラエティに富みます。 聞き物は長い曲(11:39)でのディメオラ、コリエルが加わった演奏は非常に意欲的ですし、この2人がギターでバトルする部分は圧巻!この曲のハイライトになってます。また、ストリングスの加わった壮大な曲にもレニーがやろうとした当時のスピリッツなどを感じます。難点をいえば少々古く感じる事ですがそれが懐かしいとも取るか、レトロと取るかはまさに聞き手の趣味でしょう。でも、あの当時のfusionの持つ実験的チャレンジ・スピリッツとでも言いましょうか、なにか新しいものへと挑み続ける感じが聴いていてすがすがしいです。 # 昔はfusionでこういう作品がボロボロ出ていたんだよなぁ・・・。(TKO)
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