Joe Sample「The Song Lives On」Video Arts(VACM-1139)'99 - JAPAN
Joe Sample(pf,rhodes) Lalah Hathaway(vo) Jay Anderson(b) Walfredo Reyes jr(drs) Kirk Whalum(ts) Michael Thompson(g) Leny Castro(per) etc.
○太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系

何年か前にJoe Sampleのライブを聴いて以来彼のプレイを聴くのは久しぶりです. 本作はレイラ・ハザウェイのボーカルをフューチャリングした曲が、12曲中5曲.その中には彼のオリジナルの{Melody of Love」や「Street Life」等が収録されてます. サウンドは、生ピとボーカルを中心に、ベースが彼のツァーで数年前から来日して同行しているJ.アンダーソンのアコースティックベースののため、繊細で透明感のあるサウンドで、最近では珍しくなったシンプルな音作りを行ってます. 弾むような弾き方のフレーズが好きなんですが、4曲目でそれを披露してます.このときは生ピなんですが、この曲は是非ともエレピでやってほしかったなぁ....と思うのは僕だけでしょうか??R.クロフォードのボーカルで有名になった「Street Life」は、オリジナルより音数がシンプルなのは当たり前ですが、アレンジもかなりくだけた感じになって元音がファンキーな感じに対してこの作品ではけだるい雰囲気で音作りを行ってます. ボーカルも熱唱型から肩の力を抜いた感じなので、大分雰囲気は違って聞こえるかもしれませんねぇ.「Melody of Love」はこの作品では「When The World Turns Blue」となってますが、この曲もレイラのボーカル曲.元々メルヘンチックな曲でしたが、静かに抑えたボーカルと生ピの演奏は、またこの曲に一つの表情を与えたかもしれませんねぇ.クラシックの名曲をFusion風にアレンジしたと言われて信じてしまう人がいるかもしれませんねぇ. 僕個人は冒頭でも述べたように、彼の生ピもいいんですが、エレピが好きなんですねぇ.今回はRhodesも弾いているようですが彼のエレピももっと聴きたかったというのが本音です. どっかのJAZZ CLUBでピアノの弾き語りをやっているのを聴いているような雰囲気があり、全体的にメロディアスで美しいムードですので、ギター小僧ならぬ、「ピアノねぇーちゃん」にとって極上の作品といえるでしょう.
☆ブランディを飲みながら聴きたい雰囲気です.!(アスワン)

   
Slow                 Speedy
Light           Heavy
Mellow             Hard
Lyrical               Cool
Melodious               Out of melody/code
Conservative             Progresseve/Tricky
Ensemble                   Interplay

\2,548  3/27/99 at 新宿ヴァージン