John Tropea「Something Old,New,Borrowed」Video Arts Music(VACM-1143)'99 - JAPAN
John Tropea(g) Will Lee(b,vo) Steve Gadd(drs) Rick Marotta(drs) Bob James(key) Ricky Peterson(key) Leon Pendarvis(key) Ronnie Cuber(bs) Cliff Almond(drs) Lawrence Feldman(ts) Lalah Hathaway(vo) etc. 
○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間
●R&B系 ○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
70年代〜80年代にN.Y系のサウンドの作品に数多く参加して、しばらく音沙汰ないなぁ〜と思っていたらここ数年、彼の過去の作品や新作が目白押しです.R.マクドナルドのライブで毎年の様に来日してますねぇ.
この作品もそうした彼の過去の足跡を現す様な、70年台〜80年代の前半の様なシンプルなサウンドが中心です.R&Bのサウンドを基本としながら、NY系の香りをプンプン発散させたStuff系やr.マクドナルド系のサウンドを連想させる様なサウンドです.
最近の今風のサウンドの様に派手さはなく、どちらかというと地味目なシンプルなサウンドなんですが、却ってそのシンプルさが新鮮に聴こえてきます.
流行りのスムース系の様な気持ち良さに加えて、余裕を感じるベテランの味が、ラーメンのスープの隠し味の様にスープを飲んだ後にジワーと口に残る旨さを感じるサウンドです.
Stuffの主要メンバーが亡くなり、70年台〜80年代のNY系のR&Bのサウンドを今に伝えるミュージシャンは数少なくなりました.
ジワーと心に響いてくる温かみのあるギターは何度聴いても飽きることがなく、癖になりそうです.
スムース系一色になりそうなFusion系のトレンドになりながら、それに染まらない姿に共感を覚えます.

準脳味噌錯乱級!!買いッ!!(アスワン)

   
Slow           Speedy
Light             Heavy
Mellow           Hard
Lyrical           Cool
Melodious               Out of melody/code
Conservative             Progresseve/Tricky
Ensemble             Interplay

\2,854 7/24/99 at 新宿ヴァージン