Chris Botti「Slowing down the world」GRP(314547 301-2)'99 - U.S.A
Chris Botti(tp) John Robinson(drs) Jon Ossman(b) Jeff Lorber(key) Marc Schulman(g) Alex Acuna(per) Peter Erskine(drs) Tony Levin(b) Nathan East(b) Bob James(key) etc.
●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●スームス系系

スムース系はサックスとギターだけじゃない!!トランペットも聴いてよ!!と、言わんばかりのChris Bottiの新作です.
レーベルは新生GRPから出てますねぇ.ロゴがいつの間にか変わってしまいましたねぇ.もっとも、GRPはデイブ・グルーシンとラリー・ローゼンが純粋にプロデュースした初期の作品は好きでしたが、この二人がプロデュースに加わっていないGRP作品は余り関心がなかったので、ロゴが変わろうとどうでもいいんですが、、
話はそれましたが、本作のサウンドは、全体的に霞がかかった様な雰囲気で、トランペットが静かに語るという様な雰囲気です.
最近のスムース系のサウンドを象徴する様なこってりとした作りではなく、あっさり目で都会的なクールなフィーリングを持ってます.だから内容が難しいかというとそういう訳でもなく、メロディアスな旋律を持っています.
料理に例えれば、デザート後の香り高いアールグレイの紅茶の様なサウンドですねぇ.
一聴すると耳の右から左へスーッと流れていきますが、じっくり聴くと格調高い気品を感じてしまいます.
徹夜明けの朝焼けの空を眺めながら、眠さと疲れで少々けだるくなった体をほんのり包んでくれる様な柔らかさを感じます.
今、寝起きでこの作品を聴きながらこれ作ってますが、妙にマッチして聴くことができます.
☆朝の出勤途中で聴くのに合いますねぇ(アスワン)
   
Slow             Speedy
Light             Heavy
Mellow             Hard
Lyrical               Cool
Melodious               Out of melody/code
Conservative                 Progresseve/Tricky
Ensemble               Interplay

\2,290 7/02/99 at 銀座HMV