Mike Stern「Play」Atlantic(83219-2)'99-U.S.A.
Mike Stern(g) John Scofield(g) Bill Frisell(g) Ben Perowsky(drs) Dennis Chambers(drs) Bob Malach(ts) Jim Beard(key)
●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B系 ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系               ( □ブラジル系  □サルサ系  □カリプソ系 )
○ユーロ系  ○JAZZ系  ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ○スムース系
プロデューサーがジム・ベアード、ゲストにジョン・スコフィールドとビル・フリーゼル.一体どんなサウンドになるんだろう??と期待と不安がいっぱいの新作です.
不安の部分は、Mike Sternの個性がゲスト二人の参加によってどうなるんだろう??
期待は、どんな4人の個性が混じり合って緊迫したサウンドが聴けるんじゃぁないか.
この二つが今回の私にとって最大のポイントでした.ふたを開けてみたら、両方のパターン以外の予想外のサウンドでした.
結果は、Mike Sternサウンドそのものでした(^^;)
ジョンスコは1,2,3曲目.ビルフリは4,6,7,10曲目.J.ベアードは7,10曲目を除く全ての曲に参加していますが、いつものM.Sternのサウンドで、ゲストギタリストのソロはあるもののサウンド事態は大きな変化はありません.
大きな変化はないんですが、全体的に今までよりは柔らかめ(これは私の主観によるとこなので、聴く人によって感想は違うかもしれません)で、オーバードライブのギターがギンギンなっているというイメージよりは、浅めのコーラス(イフェクター)をかけて、速くそして正確なピッキングで弾きまくるというイメージの方が強い印象です.
二人のギタリストのソロとM.Sternの対比は面白く、これは好き嫌いの問題だと思うんですが、M.Sternのソロは切れ味十分のカミソリですねぇ.ボブ・マラックとのコンビネーションも良く、ボブ・バーグの双頭バンドを連想させます.
全体的により大人になったM.Sternのサウンドといったとこでしょうか
☆準脳味噌錯乱級!!買いッ!!(アスワン)
   
Slow           Speedy
Light           Heavy
Mellow             Hard
Lyrical             Cool
Melodious           Out of melody/code
Conservative               Progressive/Tricky
Ensemble           Interplay

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