Casiopea「Material」Pony Canyon(PCCR-00304) '99 - Japan
野呂一生(g), 向谷実(kb), 鳴瀬喜博(b), 神保彰(dr), 金子隆博(ts), 小林太(tp)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        

白状するとカシオペアの新譜を買ったのは10何年振りか、神保、櫻井脱退後初めてです。何気なくよったCD店の試聴機にあったのを聞いてみると1曲目、まるでカシオペアじゃないのです。Brecker Brosを思わすようなホーンのフレーズから始まったと思うとノーマン・ブラウンがソリッド系のギターを弾いたようなギターソロが続く。これがカッコいい。2曲目はクルセイダーズを思わすようなちょっと黒っぽい感じのリフの曲。3曲目になってやっと「あっカシオペアだ」というような曲。20年近く前、「スペース・ロード」「ブラック・ジョーク」を初めて聞いた時の衝撃度はいまだに強いインパクトとして僕の記憶の中に残っています。そしてそのあまりのインパクトの強さに彼ら自身もその呪縛から何年もの間、逃れられなくなってしまったようなその後のカシオペアでしたが、20年目にして吹っ切れたような新鮮な音を聞かしてくれます。いいアルバムです!(橋 雅人)
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay