Jaco Pastorius「Live In New York City Volume 6」Big World Music(BW1006) '99 - U.S.A.
Jaco Pastorius(b), Hiram Bullock(g), Kenwood Dennard(dr), Alex Foster(sax), Butch Thomas(sax), Jerry Gonzalez(tp), Delmar Brown(kb), Michael Gerber(pf)


  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B                 ○ブラック系     ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系          ○ロック系    

ジャコのファンにはお馴染みのライブ・イン・ニューヨークの第6作は85年のセブンス・アヴェニュー・サウスでの演奏を収めたものです。音質は今までのシリーズなみ、一部ウェイターが注文を取る声がかぶってたりもします。で、ジャコの演奏はというとかなり悲惨です。ソロを1小節くらい弾きかけたと思ったら弾くのをやめてしまい、ピアニストが、ソロを弾きついでフォローしたりとか、ソロを弾いても途中で止まりそうになってしまし、ドラムがフィルインを入れてフォローしたりと、ひどい状態です。ティーン・タウンのテーマ部分もちゃんと弾けていなくてギターのハイラム・ブロックが引っ張っています。85年というとかなりひどい状態に堕ちていった時期なのでしょうが、1枚聴き終わると何か悲しい気持ちになってしまいました。ジャコのマニアの方にしかお勧めできないアルバムです。(橋 雅人)
   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay