Dave Liebman「Drum Ode」ECM(ポリドールPOCJ-2816)'99 - Japan

  Dave Liebman(sax),Richard Beirach(el-p),Gene Perla(b),
  Johm Abercrombie(g),Jeff Wiiliams(ds),Bob Moses(ds),
  Patato Valdez(perc),Steve SattenN(perc),Barry Altchul(perc),
  Collin Walcott(tablas),Badal Roy(tablas),Ray Armondo(perc),
  Eleana Steinberg(vo)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系        ○歌物・NAC/AOR 系 
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系) 
  ○ユーロ系            ●JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系 
  ○ブルース系          ○ロック系      

 ECM30周年ということでECM旧盤が再発されていますが、雑誌GROOVEのリクエストで別の角度から取り上げられた再発シリーズのうちの1枚が本作です。ECMがGROOVEだなんて想像もつかなったのですが時代も変わるものですね。ライナーにはリクエストしたものの中には却下されたのもあったとか・・・想像するにラスク、Everyman Bandあたりか???

 本作も海外ではCD化されてない作品で、今回は初CD化になりますが、これも無くなれば入手困難が予想される作品です。過去、日本だけでCD化したものは全てそうなってますので・・。

 デイブ・リーブマンがマイルス・デイビスのバンド在籍時に大名盤「オン・ザ・コーナー」を一緒に吹き込んでますが、本作はそれがヒントになっただろうと推測され、何人か同じメンバーが重複します。しかし、本作はあまり混沌せずに、大編成パーカッションをバックに意外にシンプルにリーブマンがアドリブを吹くという感じになってます。少し、チック・コリア在籍時のマイルス・グループと似てますが、さらにパッカションでラテン風な感じを取り入れています。

 よく聴くと、なぜこの盤がGROOVE系で人気があるのかわかるような気になり、音楽も結構聞き易いし、パーカッションの音が気持ち良いんです。こういった音響がサンプリング・ネタになりやすいのだろうと想像でできる音です。
 ただ、普通に聴くと残念ながら時代の音であり、誰にでもお勧めできる作品ではないかもしれませんね。まずはデイブ・リーブマンのファンの方、ECMファン、そしてパーカッション好きな人にはお勧めです。

#昔ユニオンでバーゲンされてましたが、以後ECMファンの間では幻の名盤化した作品です。 (TKO)
 

   
Slow             Speedy
Light           Heavy
Mellow       Hard
Lyrical         Cool
Melodious         Out of melody/code
Conservative         Progresseve/Tricky
Ensemble         Interplay