Dave Liebman(sax),Richard Beirach(el-p),Gene Perla(b),
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
ECM30周年ということでECM旧盤が再発されていますが、雑誌GROOVEのリクエストで別の角度から取り上げられた再発シリーズのうちの1枚が本作です。ECMがGROOVEだなんて想像もつかなったのですが時代も変わるものですね。ライナーにはリクエストしたものの中には却下されたのもあったとか・・・想像するにラスク、Everyman Bandあたりか??? 本作も海外ではCD化されてない作品で、今回は初CD化になりますが、これも無くなれば入手困難が予想される作品です。過去、日本だけでCD化したものは全てそうなってますので・・。 デイブ・リーブマンがマイルス・デイビスのバンド在籍時に大名盤「オン・ザ・コーナー」を一緒に吹き込んでますが、本作はそれがヒントになっただろうと推測され、何人か同じメンバーが重複します。しかし、本作はあまり混沌せずに、大編成パーカッションをバックに意外にシンプルにリーブマンがアドリブを吹くという感じになってます。少し、チック・コリア在籍時のマイルス・グループと似てますが、さらにパッカションでラテン風な感じを取り入れています。 よく聴くと、なぜこの盤がGROOVE系で人気があるのかわかるような気になり、音楽も結構聞き易いし、パーカッションの音が気持ち良いんです。こういった音響がサンプリング・ネタになりやすいのだろうと想像でできる音です。
#昔ユニオンでバーゲンされてましたが、以後ECMファンの間では幻の名盤化した作品です。 (TKO)
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