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World Saxophone Quartet「Selim Sivad」Justin Time(JUST 119-2)'98
- Canada |
Hamiet Bluiett(Baritone Sax,Contra-alto Clarinet), Dave Murrey(Tenor Sax,Bass Clarinet), Oliver Lake(Alto Sax,Flute), John Purcell(Saxello,Alto Flute), Jack DeJohnette(Drums,Piano), Chief Bey(Ashiko African Drum), Okyerema Asante(African Drum,Percussion,Kalimba), Titos Sompa(African Drum,Percussion,Kalimba,Voice)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系 ●アフリカ系
WSQ(World Saxophone Quartet)の新譜はMILES DAVIS集です。ただ、それだけなら今まで多くのミュージシャンにも出されてきましたが、この作品はアフリカン・ドラムを沢山引き入れ、さらにジャック・デジョネットをゲストに、かなり強烈なリズムが炸裂する”アフリカンJAZZ”とでも言ってしまいたい作りになっています。ほとんどアフリカ民族音楽とJAZZを合わせたような演奏で、マイルスの曲もSEVEN STEPS TO HEAVEN、SELIM、TUTU、etc・・60、70、80年代とバラバラに選曲されていますが、もうこの演奏にはどの時代の曲でも関係ないでしょう。怒涛のように鳴り響くパーカッションの渦にのせ、アドリブが繰り広げられる音楽に、聞き手は圧倒され、ただ黙って笑うしかない。そんな気持ちになってしまいます。また、そんな中でも名曲BLUE IN GREENだけは、さすがに崩し過ぎる事無く、なかなか聞かせるバラードになっていて、唸ってしまいます。
☆ マイルス+アフリカ+ブラス....圧倒的な打楽器の嵐。(TKO)
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