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Brazilian Love Affair「Rio de Janeiro Blue」meldac(MECP-25103)'98 - JAPAN |
Dilene Ferras(vo) Stefano Barzan(key) Stefan "Colombo" Touch(rhythm &
samples) Giancarlo Porro(sax) ALEX "Milton" Procacci(g)
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 〇骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ●歌物・NAC/AOR 系
●ラテン系(■ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ○JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
子供の顔に大人の体を持った様な、へんな色気のある声が好きです.ポーリン・ウィルソンが正統派天使の声なら、ディレーネ・フェラスはビキニを付けた天使の声とでもいうんでしょうか(^^;)
快調に新譜をリリースしていますが、今回はブラジルの名曲を収録してます.ジョビンの「おいしい水」「インセサテンス」、オルタの「アクアレータ」、お馴染みの「マシュケナダ」等のカヴァーとオリジナルで構成されてます.
サウンドはいつものこおグループのサウンド、ご存じない方には、軽快なサンバのテンポにキーボードを中心とするアンサンブルにポップなアレンジと冒頭に紹介した彼女のボーカルが載る、サンバ調ポップス系のサウンド.
このバンドのウリは彼女のボーカルとアレンジ、そして選曲なんですが、今回は奇をてらった選曲ではなく、ブラジル系の選曲が中心です.ボーナストラックには、マイケルジャクソンの「ヒューマン・ネイチャー」のライブトラックが付いてきます.(この曲は彼らのレパートリーですネ)
このバンド、Fusionというよりポップスに類するサウンドですが、軽めの明るいブラジルのリズムとボーカルの声質が気に入ってまして、ブラジル系で肩の凝らないものが聴きたいという人にはつい勧めたくなるバンドです.6曲目のエンディングでのバイーア風リズムにシンセのオーケストラの大仰なアレンジは、映画音楽の感動的な名場面の様な感じで、いかにもこのバンドらしいアレンジです.
☆で(アスワン) |