Ron Carter「Parade」Milestone(VICJ-60138)'79 - Japan
Ron Carter(b,piccolo-b),Joe Henderson(ts),Chick Corea (p),Tony Williams(ds), Horn section:John Faddis,Joe Shepley,John Frosk(tp,flh),Urbie Green(trb),Tom Marone(b-trb),Jerry Dodgion(fl,cla,as),Frank Wess(fl,cla,ts)

    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B              ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ●JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系         

ロン・カーターの1979年作品のCD再発です。この時代は多くのJAZZミュージシャンが本来の4ビートでは無く、fusionを意識した作品を出し、本作はその中の1つに数えられる時代がかったような作品です。音楽はロンのベースが中心になり、ホーン・アンサンブルをバックにベース・ソロが非常に多い作りになってます。ただ、メンツは非常に豪華なのですが、その豪華なメンツを生かし切れて無いように感じます。それもまさにセッションといった感じで、ジョー・ヘンダーソンのSAXは良くフューチャーされていてなかなか気持ち良いのですが、チック・コリアのソロは不完全燃焼気味でいつものチックらしくなく、トニー・ウイリアムズもイマイチに感じます。あるいは見方を変えて「音楽がシリアスになり過ぎずイージーな気分で楽に聴ける作品」と捉えた方が良いかもしれません。そういう聞き方なら割と悪くはありませんので・・・。またこの作品は輸入盤再発の多いマイルストーン・レーベルなのですが、この作品だけ数年前から入手困難になってました。いつでも買えると思ってたのに、いざ無くなってから随分探しました。
 ☆ 豪華なメンツは期待しないで・・・でも何となく僕は好きです。(TKO)


   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay