1998 Best Albums
久保 智之(PATWEEK)

Burton・Corea・Metheny・Haynes・Holland 「Like Minds」 (Concord Jazz CCD-4803-2)
夢の競演、というだけでなくて仕上がりもサイコー。正直こんなに良い アルバムになるなんて…… うれしい誤算。

Marc Johnson 「The Sound of Summer Running」 ポリドール(POCJ-1400)
アツい日差し、どこまでも続く道…… ここはアメリカ。いや〜、気持 ちイイ!

George Duke 「After Hours」 (Warner 9 47073-2)
音も良いですし、これぞフュージョンって感じがグー。あちこちのオー ディオショップでもサウンドチェック用に良くかかってました。

Fourplay 「4」 (Warner 9362 46921 2)
「これぞフュージョン」といえば、1998年に大きな変化のあったこのバ ンド。カールトンとこんなに相性が良いとは、ホント驚きました。

Brad Mehldau 「Songs」 (Warner 9362 47051 2)
ちょっと暗めだけど、聴きこむほどに良いアルバム。彼はこれからもガ ンガン良い作品を出してくれることでしょう。

Joni Mitchell 「Taming the tiger」 (Reprise 9362-46451-2)
さりげなく凄いアルバム。オトナな一枚と思います。それから、さりげ なく最新のサウンドもてんこもり。こういうところも実にオ・ト・ナ!

The Headhunters 「Return of the Headhunters!」 (polygram 314 539 028-2)
再結成とかいって、そのテには乗りませんゼ…… なんて最初、かな り引き気味に聴いてたんですが、これがかっちょいいのなんのって。

Fred Hersch + Bill Frisell 「Songs We Know」 (Nonesuch 7559-79468-2)
日向ぼっこBGM的サウンドと思わせておいて、「らしさ」はきちんと残っ ているというセンスの良さがグー。

Toots Thielemans 「Chez Toots」 (Private Music, Windham hill 01005-82160-2)
一曲目からググッと掴まれて、一気にパリへ。トゥーツおじさんの創り 出す世界は、ホントにあったかい。

TV Jazz 「ティーヴィー・ジャズ・セブン」 (Compozila SUB-1009)
似たようなアルバムがたくさん出た1998年ですが、TV Jazzは単なる「企 画」で終わっていなくて、ヒネリが効いているのがグー。


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