Everette Harp「Better Days」Bluenote(72438 33588 2 3)'98 - U.S.A
Everette Harp(as,ts,ss,pf), Rick Braum(flghorn), John Roberts(drs), Larry Kimpel(b), Paul Jackson jr(g), Michael Beardon(key), Wayman Tisdale(b), Doc Powell(g), Will Kennedy(drs), Jimmy Haslip(b), George Duke(key), Michae Landau(g), Dwight Sills(g) etc.
  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  〇骨太系と爽やか系の中間  
  ○R&B                 ●ブラック系      ○歌物・NAC/AOR 系        
  ○ラテン系(□ブラジル系   □サルサ系        □カリプソ系)            
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系    
  ○ブルース系          ○ロック系        ●スムース系
  前作はトリビュー物でしたが、本作は通常の新譜です. 一曲目は、明るく軽快なメロディでスラップが効果的に入るポップな曲.いかにも彼らしいサウンドで、サックスをテーマ〜ソロと吹きまくり、トム・スコットを連想させる様な熱のこもったプレイでサックスがよく唄っています.おぉ、これはイイわぁと思ったんですが、次からがいけなかった(^^;)
  バラードタイプ、ダンス系、ケニーGタイプと、最近流行りのサウンドのオンパレード.ケニーG、W.ヒル、A.ポーター、M.ジョンソン、K.ウェラム、A.ブラックウェル....等々のサウンドです.
  これらのサウンドの中心的人物であった彼が当然、この手のサウンドを出すことは不思議でも何でもなく当然のことです. でも、最近同じサウンドばかりで、パッと聴いただけでは、区別がつかなくなってしまい、没個性化してしまうんですヨ.
  曲自体は、メロディアスでアレンジも凝っていて、丁寧に作られて、ソウルフルな黒さがある上質なスムース系なんですが、ちょいと耳タコ状態ですねぇ. 好きな人には安心出来るサウンドだと思いますが、どのミュージシャンを切っても金太郎飴の顔が出てくるのは、ちょっとねぇ.....
この手のサウンドが好きな人は脳味噌錯乱級でしょう.(アスワン)
   
Slow                   Speedy
Light                   Heavy
Mellow                   Hard
Lyrical                   Cool
Melodious                   Out of melody/code
Conservative                   Progresseve/Tricky
Ensemble                   Interplay


\2,390 11/03/98 at 渋谷タワーレコード