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Gary Willis「Bent」Aichemy(ALCD1016)'98-U.S.A |
Gary Willis(b), Scott Kinesy(key), Dennis Chambers(drs), Kirk Covington(drs), Steve Tavaglione(EWI), Bob Berg(ts)
●骨太いストレート系 |
○明るく爽やか系 |
○骨太系と爽やか系の中間 |
○R&B系 |
○ブラック系 |
○歌物・NAC/AOR 系 |
○ラテン系
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□ブラジル系 |
□サルサ系 |
□カリプソ系 ) |
○ユーロ系 |
○JAZZ系 |
○JAZZとFUSIONの中間系 |
○ブルース系 |
○ロック系 |
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最近はポップなサウンドが多かったので、この手のズシンと重いサウンドを聴くのは久々の様な気がします.
ジャコタイプのフレットレスの奏法で、後期のマイルスの様なサウンドで幕を開け、それに続くサウンドはB.BergとM.Sternの双頭バンドがやりそうな感じや、ウェザーリポート風の重厚なサウンドやジャコ風のフットレスベースを前面に出した曲(しかもソロはハーモニカ風のEWI)、4ビートの曲等、NY系の重いサウンドを堪能できます.
面白いのは最後の曲で、津軽三味線か東南アジア辺りの速いメロディをベースで弾いて、それにシンセとスティールドラム風シンセとこれまたハーモニカ風EWIが絡む曲があるんですが、ジャコを意識しているんでしょうかねぇ.一見バラバラな各楽器のリズムとアンサンブルが最後に一つになるというアレンジをしているんですが、意表を付くメロディとアレンジが面白く聴けました.
ポップで甘いサウンドに食傷気味だったので、この手のサウンドがかえって新鮮に聴こえてきます.
☆脳味噌錯乱級まではいかないが、しばらく通勤の友になりそうです(アスワン) |