Martin Taylor「Two's Company」LINN(akd 081)`97 - U.S.A.
Martin Taylor(g), Peter Zog(g), James Morrison(tp), Suzanne Wyllie(vo), George Golla(g), Johnny Nicol(g,vo), Jan Date(banjo), Jim Pennell(g), Bob Barnard(cornet)

    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B              ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ●JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系

約一年振り位でしょうか??この作品は彼がオーストラリアに訪れた際に親交を持ったミュージシャンをゲストに迎えて作っている様です. 彼のギターは僕が知っている中で世界最高のテクニックを持つギタリストの一人で、フィンガーピッキングを駆使してコードとメロディとベースを同時に弾いてしまうおっそろしいテクニックを持ち、タック・アンドレスに勝とも劣らない技術を披露してくれます. ピックでいくら速いフレーズや難解なフレーズを弾いても、彼のギターの前には技術的にかなわないので、彼やタックを知った後は、その手のテクを売り物にしているギタリストに対して何の驚愕を覚えなくなった程です. 今回の作品はオーストラリアで知り合ったミュージシャンと親交を深める為に作った作品(?) という性格もあり、ゲストのミュージシャンが主役というコンセプトで肩の凝らないゆったりとしたJazzを聴かせてくれます. ソロでのプレイは2曲ありますが、超絶テクを駆使したギターではなく、ハーモニーを大切にした弾き方です.(それでも凄い技術だと思うが)中にはマンドリンも弾いていて彼の別の面が見られますねぇ. 全体的にリラクッスして、共演者と楽しみながら作っているという印象です.ちなみに彼を知らない人で彼の超絶プレイを楽しみたいという人は以下の作品をどうぞ
「Aristy」LINN(AKD 029) 「Portraits 」LINN(AKD 048)
 ☆ 彼の他の面も見れる作品ですネ.(アスワン)


   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay
\2290 at 新宿Tower(11/8/97)