Bill Evans「Star,Fish & The Moon」ビクターエンタティメント(VICJ-60078)`97 - Japan
Bill Evans(ss,ts), Jim Beard(key), Adam Rogers(g), Jon Herington(g), James Genus(b), Vinnie Colaiuta(drs), David Blamire(vo), Caroline Leonhart(vo), Henry Hey(key)
    ●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B              ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系
ヒップ・ホップ系が続いていた彼の路線がようやく終わりました. プロデューサーにJim Beard を起用して何と、D.Blamire が参加してます. この二人で思い出す物はなんでしょう??......答えはPat Metheny の「Secret Story Tour」になんです. Pat Metheny のこの作品のツアーの様に生ギターのカッティングとDavid Blamire のボイス( コーラス) が流れ、それをバックにソプラノが自由自在に跳ね回る..というのが今回のサウンドの特徴でしょう. ボイスが中近東風とも民族音楽的風とも何とも識別できない無国籍風のボイスも入っていて、このアイディアはJim Beard なのかBill Evans なのか分かりませんが、いかにもBill Evans らしい先駆的なサウンドを作りだしています. ちょっと聴くとPat Metheny 風のサウンドにも通じるトコありますが、決して真似をしている訳ではなくBill Evans の持つ「毒」を感じるので彼自信の個性は発揮されていると言えるでしょう. D.Blamire がバックでボイスする路線とは別に、70年代のロック系のサウンドの曲も入っていたりして全体的にトータル的なサウンドに加え変化を与えて、飽きさせない構成です. 彼の新し路線は今後、どう展開するのでしょうか??楽しみです. (久々に国内盤を買って普段読まないライナー読んだんですが、彼のディスコグラフィーで何枚か抜けています.ライナーを書いた人は余り彼のこと知らない人ですネ (^^;) 内容も何を言いたいのかよく分からない (^^;))
 ☆ 脳味噌錯乱級!! (アスワン)


   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay

\2400 at 新宿HMV (9/5/97)