Warren Hill「Shelter」DISCOVERY(1046-77058)'97 - U.S.A.

Warren Hill(sax),Michael Thompson(g), Curt Visguera(drs), Luis Conte(per), Vail Johnson(b), etc.
    ○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B              ○ブラック系    ●歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ●90年型サックスプレイヤー系

彼とD.コズとA.ポーターで勝手に「90年代の若手サックスプレイヤートリオ」と思っていましが、A.ポーターの死去によりD.コズと彼にかかる期待は大きくなりました今回の彼の新譜の内容はこんな感じです. ボーカル曲--3曲、カヴァー--2曲(STING:ROXANNE,BEATLES:HEY JUDE) そして他は彼のオリジナルです. ボーカル曲はいずれもヒットチャートに踊りだして出てきそうなNAC/AOR 系のポップな感じ. バラードから軽めのポップスです. カヴァーはいずれも名作. 特に「HEY JUDE」は原曲に忠実に情感一杯に吹いています. オリジナルでは、ケニーGタイプのサウンド、昔のサンボーンタイプの明るいサウンド等とFMでドライブ中にかかってきた時に思わず口ずさんでしまう様ないかにもスムース系といった感じのサウンドです. パッと聴いた時、どれも親しみ易いサウンドで先週リリースされたN.ランジェルの作品と同じ様なサウンドです. ここらへんはアメリカのスムース系専門のFM局で流れることを意識しているのでしょうか??軽めの肩の凝らない、それでメロディアスな曲ばかりです. 反対に個性やオリジナリティそしてインパクトから言うと、ありきたりのサウンドと言えるでしょうねぇ.ケニーGやE.マリエンサル、N.ランジェル、A.ポーター、M.ジョンソンそしてT−Sファンには喜ばれる内容でしょう.
 ☆ これは売れるでしょうね (アスワン)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay

\2250 at Virgin渋谷 (5/3/97)