George Duke「Is Love Enough?」Warner Bros(9 46494-2) '97 - U.S.A.

George Duke(kb,v), Byron Miller(b), Leon Chancler(dr), Everette Harp(sax), Phil Perry(v), Lenny Castro(perc), George Howard(s.sax), Paul Jackson Jr.(g), Gerald Albright(sax), Doc Powell(g), Benny Maupin(sax), Jonathan Butler(v,g,b), Dianne Reeves(v), Norman Brown(g), Larry Kimpel(b), Michael White(dr), Dennis Chambers(dr), Abraham Laboriel(b), Airto Moreira(perc), Paulinho Da Costa(perc), Vesta Williams(v), Lori Perry(v), Dori Caymmi(g) etc.
    ○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ●ブラック系    ●歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系        ●スムース系

1曲目はまるで宇宙物SFX映画のサントラかと思わすようなであれっ?と思ってしまいますが、まずは音質のクリアさに耳を奪われます。最近意識的に音質を落としたようなサンプリング音がはやっていますが、こうした純粋にハイファイな音がかえって新鮮に感じます。そして2曲目のギターのカッティング(これもどうやらサンプリング・ギターですが)からは安心して聞ける上質なブラコン・ヴォーカル・フュージョンが繰り広げられます。16曲中12曲が歌ものなのですが、はやりの甘すぎる音になりがちな構成の中に適度にファンキーな刺激を残してくれているのが気持ちよいです。ジョージ・デュークのキャリアとセンスを感じさせてくれるお薦めのアルバムです。

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay