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Trouvere Quartet with 本田俊之「High Five」東芝EMI(TOCT-9948)`97
- Japan |
須川展也(ss,as), 彦坂眞一郎(as), 新井靖志(ts), 田中靖人(bs), 本田俊之(ss,as)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ●JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
本田俊之氏のコーナーにありましたが彼自信のバンドではなく須川氏が率いている様です. メンバーを見てお分かりの通り、リズムセクションはありません. 全てサックスだけの演奏を行っています. オリジナル曲の他D.エリントン、S.ロリンズ、C.コリアの「スペイン」そして本田氏の「マルサの女」を初めとする伊丹映画のテーマ曲を集めたものと幅広い選曲ですが、サックスだけのバンドという余り聴いたことのない編成の為に一種独特の雰囲気とムードがありそれがJazzをやろうが何をやろうが特にジャンルを感じさせないものとしています. だから聴き方によっては管楽器のクラシック的なものや、又リズムセクションがないビッグバンド的にも聞こえてしまうかもしれません. 強烈なホーンセクションでバリバリ攻めるBrecker Bro.や村田氏のバンドとは異なりホーンセクションのアンサンブルかなり重視したバンドでブラスバンド的なアプローチをしています. 僕個人的には本田氏の映画音楽のメドレーが一番面白いですねぇ.オリジナルとは雰囲気はかなり違うんですが、本田氏の持つ作曲能力を改めて感じさせてくれます.
☆ かなり毛色の変わったサウンドで、変わったものが聴きたい人にどうでしょう.(アスワン)
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