Mike Stern 「Give and Take」Atlantic Jazz(7567-83036-2)`97 - U.S.A.
Mike Stern(g), John Patituccci(ab), Jack DeJohnette(drs), Don Alias(per). Michael Brecker(ts), David Sanborn(as), Gil Goldstein(pf)
    ●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B              ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ●JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系
今回の作品は、John Patitucci がアコースティックベースを弾いているので久々のギンギン路線からコーラス系のエフェクターを使用したナチュラル系の音色のJazzだろうと思ってましたが、それに近いものがあります. まず作品ですが、Mike Stern の作品は7曲、Cole Porter, John Coltrane の「Giant Step」, Jimi Hendrix, Sonny Rollinsとそれぞれ一曲づつをやってますのでスタンダード物とは違いますオーバードライブをかけないMike Stern の硬派な路線と言うのが合っているでしょうかMichael Brecker は3曲,David Sanborn は1曲参加してます.ドラムがJack DeJohnette なので4ビート曲が中心とは言え、鋭いソリッドな感じのリズムに早弾きを中心とする正確なピッキングと彼の特徴というべきチョーキングが混ざった演奏で彼自信の個性がよく出ているサウンドなので、いつも通り楽しめると思います. (彼の真骨頂はド派手なサウンドだと思っている方には物足らないと思います)  実は何曲か聴いているうち、最初はコーラス系のギターでエンディングはオーバードライブをかけてどの曲も終わりは同じというライブでの危惧を持っていたのですが、この作品にはありません (^^;)オーバードライブで誤魔化されるより、じっくりと彼のギターが聴ける作品となっているので最近のギターの上手さがよく出ている作品だと思います.
 ☆ 正確で滑らかなピッキングが楽しめます. (アスワン)


   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progresseve/Tricky
Ensemble                     Interplay

\2190 at 新宿HMV (9/5/97)