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Gary Burton & Friends「Departure」Condord Jazz(CCD-4749-2)`97
- U.S.A. |
Gary Burton(vibe), Peter Erskine(dr), Fred Hersch(pf), John Scofield(g), John Patitucci(b)
○骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
○R&B ○ブラック系 ○歌物・NAC/AOR 系
○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系 □カリプソ系)
○ユーロ系 ●JAZZ系 ○JAZZとFUSIONの中間系
○ブルース系 ○ロック系
ゲーリー・バートンのコンコード移籍第一作はスタンダード・ジャズのアルバムとなっています。自分のオリジナルは1曲もなく全て他人の曲を取り上げています。
スタンダードといっても選曲はエリントン、ホレス・シルバーからチック・コリア、最近のアメリカのTVドラマのテーマソングまで幅広く取り上げていますが、どの曲も非常にリラックスしてゆったりと演奏されています。バックのメンバーからはゴリゴリとした音を想像してしまいますが、あっさりとその期待は裏切ってくれます。ジョン・スコフィールドはめずらしいくらいオーソドックスなジャズ・フレーズを弾いています。(音色はちゃんとジョンスコしてますが...)パティトッチとアースキンのリズムセクションも派手なプレイは全くなくゆったりと堅実なプレイで、あくまでもフロントのゲーリー・バートンが奏でるメロディーラインを引き立てることに徹しています。バイブの透明な音色が堪能できるアルバムです。夜ゆったりと聞くアルバムですね。(MARC H.)
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