Yellow Jackets 「Blue Hats」WARNER BROS.(9 46333-2)`97 - U.S.A.

Russell Ferrante(key), Jimmy Haslip(b), William Kennedy(drs), Bob Mintzer(ts,ss,EWI,b-cla)
    ●骨太いストレート系 ○明るく爽やか系 ●骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B 系           ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系    ●Y.Jacksts 系
 このグループは実にコンスタントに作品を出していますネ. 始め聴いた時はちょっと地味な感じを受けましたが、一曲、一曲の作品の出来は良く練られていると思います. 初期の頃にキャピキャピしたLA路線の様な若さから、M.ルッソが抜けてB.Mintzer が加入した頃にN.Y.系の重い感じから、最近の落ちついたアコースティックな感じと変化を見せてくれるバンドですが、最近の路線を引き継いでいます. R.フェランティはピアノ中心でB.ミンツァ〜のサックスもEWI は一曲のみでソプラノ、テナー、バスクラリネットとサックス中心です. 最近、多くなった(?)J.ハスリップのフレットレスのベースソロも何曲かフィーチャリングされております. B.ミンツァーが提供した曲はお洒落なJAZZというべきサウンドでバーで酒を飲みながら聴きたい様な雰囲気です.R. フェランティの曲では完全にJAZZのサウンドになります.  このバンドは共同で作品を作るとサウンドはFusion、個人が曲を提供するとJAZZ (っぽい) サウンドになるという傾向があるんですが、今回も例に漏れずそういう傾向です.(でもB.ミンツァーではEWI を用いて「ONE MUSIC 」の中に入っていてもおかしくない曲もありますネ (^^;)). 「FOUR CORNERS」辺りの攻撃的なサウンドと比べるとだいぶしっとりと落ちつきを感じます. でもR.フェランティという名コンンポーザーを抱えていますので、作品の作りメロディ、ハーモニーは高品質を保っています. 彼らの作品は聞き込む程良さが分かるので、まだ聞き込みが足りなくて紹介するのに自分の中で言葉が熟成されていません. 何ケ月したらもっと良く表現できるかもしれません (^^;)
☆ 飽きのこない作品と言えましょう(アスワン)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay