Spyro Gyra 「20/20」GRP(GRD-9867)`97 - U.S.A.

Jay Beckenstein(sax), Tom Schuman(key), Julio Fernandez(g), Joel Rosenblatt(drs), Scott Ambush(b), Manolo Badrena(perc), Dave Samuels(vibe/marimba), Chris Boti(tr), etc.
    ○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間
  ○R&B              ○ブラック系    ○歌物・NAC/AOR 系
  ○ラテン系(□ブラジル系 □サルサ系    □カリプソ系)
   ○ユーロ系        ○JAZZ系     ○JAZZとFUSIONの中間系
  ○ブルース系     ○ロック系

彼らがデビューしてから20年たったんですねぇ. 今回のアルバムは20周年記念アルバムとなっております. でも内容はベスト盤ではなく新譜です. 「MORNING DANCE 」という世界的な大ヒットを飛ばしてそのカリプソ系が入った明るいサウンドが途中でイメチェンしてこれといって特徴の無いサウンドのバンドになってしまいました. この特徴の無いサウンドとJ.ベッケンスタインのサックスの吹きまわしが彼らの特徴と言えば特徴になりますねぇ. さて今回も作品は、全体的にゆったり目のサウンドでメロディアスな感じの作品が今までより多いですねぇ. やはり彼らの初期の頃に強烈なインパクトが大きいせいかそういった物を期待してしまうので今回の作品も平凡なサウンドに聞こえてきます. 彼らの最近の作品の中ではまだマシな方だと思いますが、これといって新しいアイディアやインパクトは感じられない、LA系の軽めのサウンドの平均的な作品だと思います. J.ベッケンスタインのサックスは聞いて分かる個性があるのですがサウンド自体がよく聴く様なサウンドで、こういう作品を紹介するのは一番苦労します.
☆ 初期のサウンドに戻って一大転機を図ったらどうでしょう??(アスワン)

SlowSpeedy
LightHeavy
Mellow Hard
LyricalCool
MelodiousOut of melody/code
ConservativeProgresseve/Tricky
EnsembleInterplay

\2090 at 新宿Tower (5/17/97)