イエロージャケッツの新譜がリリースされた。
それにしても再度ベーシストが変わっている。あぁ、またかと思ってしまった。
ここのところイエロージャケットは新譜ごとにベーシストが変わっているのだ。
多分、イエロージャケットの最盛期は、1999年の今のメンツにベーシストがジミー・ハスリップの頃だと思う。
1999年にドラムのウィル・ケネディが脱退以来、ドラムが固定されることなく、それは2010年にケネディが復帰するまで続いた。
なのに2010年にケネディが復帰すると、今度は2012年にベースのジミー・ハスリップが脱退し、以後ベーシストが固定されなくなった。
いつのまにかメンバーチェンジが恒例になってしまったイエロージャケッツではあるが、でも音楽は相変わらず素晴らしい。
ラッセル・フェルナンテのピアノを中心に、シンセサイザーを被せるプレイは、もうこれが一つの定番スタイルとして定着している。
そこにボブ・ミンツァーの憂いを帯びたサックスが加わり、ウィル・ケネディのツボを心得たリズム。
新ベーシストのデイン・アルダーソンも、既にこのバンドにずっと居たような馴染んだプレイだ。
それにしてもイエロージャケッツは表面的にFusionをあしらえ、もっと深いところではアコーステックなJazzの伝統に根ざしていると感じる。
ミンツァーのサックス・ソロはキレイに流れるだけでなく、何コーラスも可能であればいつまでも吹き続けていられるかと思うほど流暢なアドリブを聞かせる。
またフェルナンテのピアノソロも、曲の一部にとどまらず、むしろソロで場面を変えてしまうくらいに・・・・傾聴するとある意味でソロだ。は強烈なピアノとわかる。
ドラムのケネディの安定感は凄く、4ビートでも8ビートでも、どんなビートでもグルーヴィーなノリを作るのが聴いていて気持ち良い。
# メンバーチェンジがあっても基本路線はゆるがないところが、イエロージャケッツの強みかもしれません。 (TKO)
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progresseve/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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