ピーター・アースキンの久々のFusionアルバムがリリースされた。
なるほど、シンセサイザーの感じ、4ビートのベースは、「Night Passage」の頃のWeather Reportっぽいアルバムだ。
そういえば昨年リリースのWeather Reportのライブアルバムで、アースキンのドラムを聞きまくったのだった。
こうして新作を聴くと、アースキンの円熟度が良く分かる。
DrumをもじったDr.Umがアルバムタイトルだが、かと言ってドラムは出しゃばらず、脇に徹した感じだ。
11曲目でドラムソロが聴けるのだが、これも音楽的で、ドラマーのアルバムというよりは、音楽家ピーター・アースキンのアルバムと捉えた方が良いであろう。
作曲者クレジットを見ると、ジョー・ザヴヌルの2曲のうち、1曲はWeatherReportからの"Speachless"だが、こんな渋い曲をまた渋くカバーしてるのも面白い。
聴きどころは、3曲目"Hawaii Bathing Suit"での、ドラムとサックスのデュオになるパートであろう。
これは「8:30」"Black Market"でショーターと繰り広げたソロの交換と同じ方法によるもので、アースキンのドラムはこういう演奏ではよく映える。
アースキンのドラムは、こういう演奏はさすがにエネルギッシュなのだ。
音楽は聞きやすいが、決してスムースJazzではなく、Fusionではある。
しかし、テクニックの応酬よりも、聴き心地がよく、より音楽的なアルバムではないかと思える。
# なにかリラックスして聴けるアルバムです。(TKO)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Slow
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Speedy
|
Light
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Heavy
|
Mellow
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Hard
|
Lyrical
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Cool
|
Melodious
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Out of melody/code
|
Conservative
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Progresseve/Tricky
|
Ensemble
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Interplay
|
|