ECMのこれまで未CD化だった作品が一挙に6枚も、それも紙のダブルジャケットで発売された。
このいくつかはECMファンの中でも人気が高く、「なんでいつまでもCD化されないの?」というものも含まれる。
本作「Five Years Later」というと、タウナーとクロンビーとのギターデュオであり、「Sargasso Sea」の続編にあたる。人気、出来とも本作が上であると考えるのだが、どういうわけか今まで国内外でCD化されたことがなかった。(確か邦題は「チャイルドプレイ)だったはず。)
ECMの未CD化には理由があるものもあり、特にプロデューサーのマンフレッド・アイヒャーの意向が大きいのだが、同じミュージシャンなのにこれだけ未CD化というのも解せない話である。
このアルバムが発売された時期はFusionではマクラフリン、パコ、ディメオラ、コリエルが代表するように、アコースティックギターでテクニックを競い合うようなアルバムが数多く出ていた。
タウナーとクロンビーとのギターデュオといえば、インタープレイはあるものの、テクニックを競い合うような類ではない。
また、曲によって12弦ギターやエレクトリックギター、マンドリンを使うのがこのデュエットの特徴だ。
なので、デュエットに関わらず、サウンドは多彩で表現力が豊かである。
リリカルで美しい曲から、2人のギターの対話しているような曲、いずれにもECMらしい美しいサウンドが楽しめる。
# ECMを代表する1枚なのに、なぜに今まで未CD化? 再発でよかった。(TKO)
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Slow
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Cool
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Out
of melody/code
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Conservative
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Progresseve/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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