Ralph Towner/John Abercrombie「Five Years Later」ECM Records Gmbh (ECM 1207 374 3512)  1981/2014 - Germany - Reissue  

 

Ralph Towner(g),John Abercrombie (g)

 
○骨太いストレート系 ●明るく爽やか系 ○骨太系と爽やか系の中間  
R&B                 ○ブラック系       ○歌物・NAC/AOR 系        
○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)            
○ユーロ系           JAZZ          ○JAZZとFUSIONの中間系    
○ブルース系         ○ロック系       ● ECM系

 

ECMのこれまで未CD化だった作品が一挙に6枚も、それも紙のダブルジャケットで発売された。

このいくつかはECMファンの中でも人気が高く、「なんでいつまでもCD化されないの?」というものも含まれる。

 

本作「Five Years Later」というと、タウナーとクロンビーとのギターデュオであり、「Sargasso Sea」の続編にあたる。人気、出来とも本作が上であると考えるのだが、どういうわけか今まで国内外でCD化されたことがなかった。(確か邦題は「チャイルドプレイ)だったはず。)

ECMの未CD化には理由があるものもあり、特にプロデューサーのマンフレッド・アイヒャーの意向が大きいのだが、同じミュージシャンなのにこれだけ未CD化というのも解せない話である。

 

このアルバムが発売された時期はFusionではマクラフリン、パコ、ディメオラ、コリエルが代表するように、アコースティックギターでテクニックを競い合うようなアルバムが数多く出ていた。

タウナーとクロンビーとのギターデュオといえば、インタープレイはあるものの、テクニックを競い合うような類ではない。

 

また、曲によって12弦ギターやエレクトリックギター、マンドリンを使うのがこのデュエットの特徴だ。

なので、デュエットに関わらず、サウンドは多彩で表現力が豊かである。

リリカルで美しい曲から、2人のギターの対話しているような曲、いずれにもECMらしい美しいサウンドが楽しめる。

 

#  ECMを代表する1枚なのに、なぜに今まで未CD化? 再発でよかった。(TKO)

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

Progresseve/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

Interplay