T-SQUARE 「夢曲〜T-SQUARE plays THE SQUARE〜」 ソニー・ミュージックアーティスツ(VRCL-10104) 2011 CD/SACD Hybrid - Japan  


安藤正容(guitar), 伊東たけし(a.sax, EWI), 河野啓三(kb), 坂東慧(drums)
Guest : 田中豊雪(bass)、田中晋吾(bass)
  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

夢曲(ゆめのうた)と題されたTSの最新アルバムは昨年に続いてのTHE SQUARE時代の曲のセルフカバー集である。
昨年リリースされた同じセルフカバー集の「宝歌」が「Truth」、「Magic」など誰でも知っているヒットパレード風の選曲だったに比べると「いとしのうなじ」で始まり「Little Mermaid」で締めくくられる今アルバムはよりコアなファン向けの印象を受ける。
実際、選曲にはファンからの投票が参考にされたいるそうである。

収められているのはTHE SQUARE時代ということで1978年の初期の名作「Lucky Summer Lady」から1988年リリースの「YES, NO」収録の「El Mirage」までの10年間のスパンの曲で、現メンバーによるストレートな演奏を楽しむことができる。
ギターの安藤は当然オリジナルの全曲に参加、伊東も多くのオリジナル曲に参加しているのだが、スタジオ盤としては全曲初レコーディングの坂東の歴代のドラマーと比べるとよりビッグなサウンドがアルバム全体の印象を作っているように感じる。

内ジャケットの写真に水着の女性が使われていて、「Lucky Summer Lady」の頃の色っぽい女性路線を思い出させてくれる趣向があったりもする。

尚、このディスクはCDとSACDのHybrid Disc + 音匠仕様レーベルコートという高音質仕様になっており、初回プレス限定で三方背3D-BOXジャケットとなっている。 (橋 雅人)



   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay