イタリア人ヴォーカリスト、ボリス・サヴォルデリの最新アルバム。
基本はボリス・サヴォルデリの一人多重録音アカペラ・コーラスで、そこにパオロ・フレスが2曲、ジミー・ハスリップが1曲ゲストで参加している。
リズム・パートもヴォーカルなので、アル・ジャロウが多重録音でアカペラをしたようなものというとイメージがわきやすいかもしれない。
もっともゴスペルをベースとしたようなアメリカの黒人系のアカペラとは形式は似ていても、こちらはヨーロッパの大聖堂で響くようなもっと荘厳な趣があり、カラーの違いを感じる。
ただだからと言って堅苦しいコーラスになっているのではなく、ほとんどがオリジナル曲で綴られる内容はあくまでもポップかつファンキーで、ビート感もたっぷりである。
ちなみに唯一のカバー曲ではジミヘンの「Crosstown Traffic」が取り上げられている。
アカペラというのはイタリア語とのなので、こちらが本家アカペラというべきなのだろう。
なかなかユニークかつ楽しめるアルバムである。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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