安藤正容 「Winter Songs」 Village Music (VRCL4004) 2010 - Japan  


安藤正容(guitar), 伊沢麻未(chorus), 丸山ももたろう(a.guitar), 河上修(wood bass), マイケル河合(drums), 河野啓三(kb, program), 田中晋吾(bass)
  ○骨太いストレート系  ●明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

T-SQUAREのギタリスト、安藤正容の3年半ぶりのソロ・プロジェクトである。

「Winter Songs」って何かなと思って聴いてみると題名そのまま、冬の歌が並んでいる。
ホリデー・アルバムとかクリスマス・アルバムは巷にはよくあっていわゆるクリスマス・ソングが並んでいるのだが、このアルバム、クリスマスの曲も何曲かは入っているのだが、クリスマス・アルバムという訳ではない。
1曲目のデビッド・フォスターのカルガリー・オリンピックのテーマ・ソング「Winter Games」のカバーの分厚いシンセ・オーケストレーションに意表を突かれて、いきなりクリスマスムードが飛んでしまう。(笑)

かと思うと丸山ももたろうとのアコースティック・ギターのデュオが2曲続き、T-Sのカバー曲、松田聖子やドリーム・アカデミーのカバーとヴァラエティーに富んだ内容だ。
松田聖子の「赤いスイートピー」は、ジェイク・シマブクロのウクレレとのデュオ、またドリーム・アカデニーの「Life In A Northern Town」はオープニングの「Winter Games」同様結構重厚なサウンドになっている。
(ちなみにカバーばかりでなく新曲も2曲収録されている。)

冬の歌とテーマはシンプルだが、サウンド自体はなかなか多彩に楽しめるアルバムである。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay