マイク・マイニエリが、2009年に亡くなったベテランSax奏者チャーリー・マリアーノと共演したアルバムをリリースしました。
ほぼマリアーノのラスト・レコーディングとのこと。
曲はジョン・コルトレーン作曲やトレーン周辺曲を多くカバーした内容です。
タイトルのクレッセントというのも、コルトレーンに同名アルバムがあります。
演奏は、コルトレーンの曲といっても重くならず、4ビートでも軽やかに感じます。
むしろ、この冷やっとした感触は、ECMの雰囲気に近いかもしれません。
マイニエリのヴィブラフォンの冷やりとする感触と、マリアーノのウォームな音色、そしてベースの生み出すリズムとで、とても心地よい音楽です。
全体的にマイニエリ・ワールドが繰り広げられてますね。
ヴィブラフォンの音の世界が広がり、そのなかでマリアーノのアルトがメロデイを歌う。
ベースはいずれも従の関係で、なかなかの好サポート。
バンドものも良いのですが、こういった小編成のマイニエリの魅力も素敵です。
マリアーノも、なかなか良いプレイを聞かせ、これが晩年とは思えないです。
有名なGiant Steps、Naimaといった曲も、他のカバーとは、また一味違った感じに仕上がってますね。
またJAZZスタンダードも、こういう他には無い編成で聞くと、なかなか趣が良いです。
# クレッセント(三日月)とあるように、夜の落ち着いた時間に合う感じです。(TKO)
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Slow
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Speedy
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Light
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Heavy
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Mellow
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Hard
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Lyrical
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Cool
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Melodious
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Out of melody/code
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Conservative
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Progressive/Tricky
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Ensemble
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Interplay
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