Mike Mainieri Crescent」NYC Records (NYC 6041) 2010 U.S.A.  

Mike Mainieri(vib)Charlie Mariano(as)Dieter Ilg(b) 
 
  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR        
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            JAZZ          JAZZFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ECM
 

マイク・マイニエリが、2009年に亡くなったベテランSax奏者チャーリー・マリアーノと共演したアルバムをリリースしました。

ほぼマリアーノのラスト・レコーディングとのこと。

 

曲はジョン・コルトレーン作曲やトレーン周辺曲を多くカバーした内容です。

タイトルのクレッセントというのも、コルトレーンに同名アルバムがあります。

 

演奏は、コルトレーンの曲といっても重くならず、4ビートでも軽やかに感じます。

むしろ、この冷やっとした感触は、ECMの雰囲気に近いかもしれません。

マイニエリのヴィブラフォンの冷やりとする感触と、マリアーノのウォームな音色、そしてベースの生み出すリズムとで、とても心地よい音楽です。

 

全体的にマイニエリ・ワールドが繰り広げられてますね。

ヴィブラフォンの音の世界が広がり、そのなかでマリアーノのアルトがメロデイを歌う。

ベースはいずれも従の関係で、なかなかの好サポート。

バンドものも良いのですが、こういった小編成のマイニエリの魅力も素敵です。

マリアーノも、なかなか良いプレイを聞かせ、これが晩年とは思えないです。

 

有名なGiant StepsNaimaといった曲も、他のカバーとは、また一味違った感じに仕上がってますね。

またJAZZスタンダードも、こういう他には無い編成で聞くと、なかなか趣が良いです。

 

# クレッセント(三日月)とあるように、夜の落ち着いた時間に合う感じです。(TKO

 

 

 

Slow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Speedy

Light

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Heavy

Mellow

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hard

Lyrical

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cool

Melodious

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Out of melody/code

Conservative

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Progressive/Tricky

Ensemble

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Interplay