ギタリスト、アダム・ロジャーズの2年ぶりのニューアルバムは前作「Time and the Infinite」に引き続きトリオ作になっている。
このアルバムでクリスクロスからもう5枚目になるが、アルバムを重ねるごとにアダム・ロジャーズのギターは進化していっているように聴こえる。
初期の彼のギターはメカニカルなフレーズで押しは強いもののフレーズの繋がりに欠けるように聴こえたものだが、前作あたりからよりメロディアスになってきたものが、本作ではフレーズの組立て、構成により幅が出てきているし、その上にスピード感までが増しているのだ。
楽曲はかなりトリッキーなテーマのオリジナル曲から、バラードそしてスタンダードなブルース進行の曲までヴァラエティーに富んでおり、そのそれぞれの曲で、はっきりと個性のあるアダム・ロジャーズのギターを聴くことができる。
アダム・ロジャーズにとってベストの作品に仕上がっていると言ってよいアルバムだろう。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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