Paul Simon & Friends 「The Library of Congress: Gershwin Prize for Popular Song 」 Concert Hot Spot (66109952) 2009 - Holland  


Lyle Lovett(vocal), Alison Krauss(vocal,violin), Stephen Marley(vocal), Ladysimith Black Mambazo(vocal), James Taylor(vocal), Marc Anthony(vocal), Dianne Reeves(vocal), Art Garfunkle(vocal), Stevie Wonder(vocal, harmonica) etc.
Band : Jay Ashby (Tb), Clifford Carter(Kb), Tony Cedras(Guitar, Accordion, Kb), Steve Gadd(Drums), Jamey Haddad(Perc), Jim Hynes(Tp), Bakithi Kumalo(Bass), Vincent Nguini(Guitar, Vocals), Harper Simon(Guitar, Vocals), Andy Snitzer(sax)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

アメリカの国会図書館のガーシュウィン賞をポール・サイモンが受賞したのを記念したコンサートの模様を収めた映像作品。

前半はジェームス・テイラーや、今年のグラミーを受賞したアリソン・クラウス、ボブ・マーリーの息子ステファン・マーリー、ダイアン・リーブスなどの多彩なゲストが入れ替わりで登場してそれぞれのジャンルのアレンジでポール・サイモンの楽曲を歌っていく。
昔のフィルムとして流されるジョージ・ハリソンとポール・サイモンのデュエットも貴重だ。

そして終盤にはポール・サイモン本人が登場してアート・ガーファンクルとの「明日に架ける橋」、そしてスティーヴィー・ワンダーとの共演で2曲を聴かせてクライマックスを迎える。

個人的に一番気に入ったのは、ジェームス・テイラーの歌う「Still Crazy After All These Years」で、オリジナルのポール・サイモンのヴァージョンはマイケル・ブレッカーのソロが有名な作品だが、ここではアンディ・スニッツァーがマイケルへのレスペクトを感じさせるソロを吹いている。

またフュージョン・ファン的にはスティーブ・ガッドが全編で叩いているのは見逃せない。
カントリーやレゲエなど多様なスタイルの音楽が演奏される中どの曲でもカッコよく聴こえるのはまさにガッドの真骨頂だろう。

ブルーレイ盤についてはアメリカ盤でもリージョンコードを気にせずに日本使用のプレイヤーで再生できる。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay