Bob James 「Live at Montreux」Koch Records(KOC-DV-9699) 2005 - U.S.A.  


Bob James (Kb), Dean Brown(g), Kirk Whalum(sax), Gary King(bass), Harvey Mason (drums), Dennis Henderson(perc)
  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ●骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

1985年7月17日モントルー・ジャズ・フェスティバルでのボブ・ジェームス・バンドのライブ映像作品。
2005年にリリースされていた作品だが、遅ればせながら入手したので紹介する。

メンバーは見ての通り、ボブ・ジェームス・バンドとしては史上最強と言ってもいいようなラインアップだ。
ボブ・ジェームスというと元祖スムース系というか、かなりジェントルな印象があるのだが、このライブでの演奏は思いっきりはじけている。
ゲイリー・キングとハーヴィー・メイソンのリズム・セクションはファンキーそのものだし、若き日のカーク・ウェイラムも熱い。
また場違いとも言えるようなディーン・ブラウンの行ってしまっているギター・ソロも聴ける。

選曲も「Touchdown」から始まり「Westchester Lady」,「Angela (Theme From 'Taxi') 」とおいしい曲が並んでいる。
ロックンロールのスタンダード「Lucile」ではゲイリー・キングがヴォーカルまで披露している。
(このDVDのライナーノートで知ったのだが、ゲイリー・キングは2003年に他界したのだと言う。ご冥福をお祈りします。)

ボブ・ジェームスのライブ作品のベストと言ってもいいのではないだろうか。
アメリカ盤だがリージョンフリーで日本のDVDプレイヤーでも再生できる。
敢えて難を言えば5.1サラウンドがエフェクト処理をされただけの擬似サラウンドであること。ステレオ音声もドルビー・デジタルで収録されているので、これであればPCMステレオで収録して欲しかったところである。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay