Tom Grant「Instinct」Vega Music Entertainment/Shanachie(VGDWNF0015) 1995/2008 - Japan    Tom Grant - Instinct
Tom Grant(Piano, Programming, Vocals, Produce), Phil Baker(Bass), Randy Brecker (Trumpet), Dave Captein(Bass), Curtis Craft(Perc), Dan Faehnle(Guitar), Diane Garisto(Vocals), Carlton Jackson(Drums), Curtis King(Vocals), Jay-Bird Koder(Guitar), Patrick Lamb(Sax), Graham Lear(Drums), Ron Steen(Drums), Aaron Walker(Program), Peter White(Guitar)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●スムース系

ポートランドを拠点に活動するスムース系ピアニスト、トム・グラントの95年の作品の日本初リリース盤。

アルバムのオープニングを飾るEW&Fのカバー「Fantasy」、トム・グラントがヴォーカルも聴かせるジョビンの曲以外は全てグラントのオリジナル曲で、どの曲もメロディ・ラインがポップで美しく好作揃いだ。 このアルバムを聴くとこのトム・グラントという人、ソング・ライターとしてのセンスはかなりのものだと思う。

またグラントの粒立ちのよいピアノも心地よく、最初から気持ちよく入っていけるサウンドだ。

アメリカでのスムース・ジャズ隆盛期に録音されたスムース・ジャズの隠れ名盤といってもいいようなアルバムで、何度も繰り返してきける作品だ。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay