グレース・マーヤ 「The Girl from Ipanema」Village Music(VRCL11006) 2008 - Japan (CD/SACD Hybrid)  
グレース・マーヤ(Vocal, Piano), 阿部浩二(g),荻原 亮(g),Paulo Gomes(kb),森村 献(kb),須藤 満(bass),バカボン鈴木(bass),川村 竜(bass),坂田 学(drums),坂東 慧(drums),Silva Francis(perc),やひろ ともひろ(perc),小池 修(sax),中村誠一(sax),井上信平(flute),西脇辰弥(harmonica)

  ○骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ●歌物・NAC/AOR 系       
  ●ラテン系(■ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ○その他

グレース・マーヤの4枚目のアルバムはボサノバを中心とした作品になっている。
デビューからまだ2年で4枚目なのでかなりのハイ・ペースでアルバムをリリースしていることになる。

デビュー以来どのアルバムを聴いても感じるのは彼女の確実な歌唱力だ。
このアルバムでもしっかりとした歌唱力を披露しているのだが、ボサノバの場合はちょっときっちりと歌いすぎていて、もっといい加減な気だるさがあってもよかったのではとも思う。

その半面、ボサノバ・ナンバーの間に挟まれているシャーデーの「Smooth Operator」やスティングの「Englishman in New York」、カーペンターズやジョージ・ベンソンで知られるレオン・ラッセルの「The Masquerade」のようなPOPナンバーにブラジル風の味付けをしたような曲でのヴォーカルは素晴らしく、この手の楽曲の方が彼女の魅力がよく出ているように感じる。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay