E_L_B 「Dream Flight」ACT(9467-2) 2008 - Germany  Michel Benita, Nguy?n L?, Peter Erskine & E_L_B - Dream Flight
Peter Erskine(drums), Nguyen Le(g), Michel Benita(bass), Stephane Guillaume(sax)

  ●骨太いストレート系  ○明るく爽やか系  ○骨太系と爽やか系の中間 
  ○R&B                 ○ブラック系         ○歌物・NAC/AOR 系       
  ○ラテン系(□ブラジル系  □サルサ系        □カリプソ系)           
  ○ユーロ系            ○JAZZ系          ○JAZZとFUSIONの中間系   
  ○ブルース系          ○ロック系        ●ビッグ・バンド/オーケストラ系

ピーター・アースキン、ニューエン・レ、ミシェル・ベニタの3人によるユニットの最新作。このE_L_Bの名義としては2001年以来の7年振り2作目ということになる。

トリオ名義なので、コアなギター・トリオ作かと思っていたが、聴いてみるとゲストとしてサックス奏者のステファン・ギロームが全面的に参加している。

レのベトナムにルーツを持つオリエンタルなギター・サウンドがこのユニットに強烈な個性を与えていることは前作同様だが、ギロームのちょっとショーターを思わせるような抑えたサックスがこの作品全体に落ち着きを与えている。

また3曲目のレの作品「Five Five」ではウェザー・リポートの曲がモチーフとして顔を出し、それに続く元ウェザーのアースキンの作品はジャコに捧げるバラードになっているというのも興味深い。

エスプリが効いていて落ち着いているのだが、アヴァンギャルドさも併せ持っているというフランス系ジャズらしい作品とも言えるだろう。 (橋 雅人)

   
Slow                     Speedy
Light                     Heavy
Mellow                     Hard
Lyrical                     Cool
Melodious                     Out of melody/code
Conservative                     Progressive/Tricky
Ensemble                     Interplay