ピーター・アースキン、ニューエン・レ、ミシェル・ベニタの3人によるユニットの最新作。このE_L_Bの名義としては2001年以来の7年振り2作目ということになる。
トリオ名義なので、コアなギター・トリオ作かと思っていたが、聴いてみるとゲストとしてサックス奏者のステファン・ギロームが全面的に参加している。
レのベトナムにルーツを持つオリエンタルなギター・サウンドがこのユニットに強烈な個性を与えていることは前作同様だが、ギロームのちょっとショーターを思わせるような抑えたサックスがこの作品全体に落ち着きを与えている。
また3曲目のレの作品「Five Five」ではウェザー・リポートの曲がモチーフとして顔を出し、それに続く元ウェザーのアースキンの作品はジャコに捧げるバラードになっているというのも興味深い。
エスプリが効いていて落ち着いているのだが、アヴァンギャルドさも併せ持っているというフランス系ジャズらしい作品とも言えるだろう。
(橋 雅人)
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Slow |
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Speedy |
Light |
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Heavy |
Mellow |
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Hard |
Lyrical |
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Cool |
Melodious |
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Out of melody/code |
Conservative |
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Progressive/Tricky |
Ensemble |
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Interplay |
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